okeiのコトバ~okeiオーナー片寄雄啓の話~

神奈川大学を卒業し、広告代理店で6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。2年弱の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。(現在、Pizzeria Terzo okei,Viva okei,酒場961,OKEI BREWERY,Atelier de terrine maison okei,filoの6店舗)飲食の事、カズやサザンのこと、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います

ひたなかへの感謝

今年のロックインジャパン ROCK in japan が終わりました。
okeiではこのフェスに行くのが社員旅行であり、僕としては10年間続けている仲間との行事。
今年も30名以上の人と一緒に真夏の野外音楽フェスティバルを楽しむ事が出来た。

毎年、このフェスには大きな意味を持たしている、自分の中で。
ただ単に音楽を楽しみに行くというよりは、自分の大きな糧としている。

人生と言えば大げさだが、それにも似た何かを感じている。

10年間、毎回朝一番にならび、60000人の一番最初に入る自分。
今年は10年そうしてこれた事に感動して一人男泣きしていました。

広告代理店の新米だった僕が、今は飲食店オーナーです。
嫌な時もあったし、行きたくなくなった時もあった。
でも、義務でもなんでも行った自分がいて、行けば、来てよかったと思わせてくれる
最高の空間があった。

それはokeiにも必要な要素かもしれない。

また、行けないスタッフが、心をこめてみんなのために、おにぎりを作ってくれる。
その一つ一つが本当においしく、みんなの旅は幸せから始まる。

買ってきても朝飯にはなる
でもそれを握る心。
こうしたことは無駄なことほど伝わる。

テントを何基にするか、日よけはどのくらい必要か、テントの場所は?
誰に何をさせるか、何の担当にするかどうか、色んなシュミレーションが無数にある。
そんなくだらない事を真剣に考える事が大切。
30人以上、学校でいえばちょうど1クラス位の人数が楽しむためには
多くの準備が必要なわけで。
十人十色だから。
お店もちょうど満席になればそのくらい。
そういうものなんだと思う。

そのような色んな事があるけれど、同じ仲間と新しい仲間で十年過ごせた事、
それがすべて。

本当に本当に本当にうれしかった。
全てに感謝です。
ありがとう。ひたちなか