4月末に静かにokeiを退社した小さなアルバイト岩瀬さん。
半年ほどしかいなかったけど、心は共に出来たなーと思ってる。
コロナもきっかけで入社してきた彼女。
前のお店では人間関係で少し悩んでいたのが初めて会った面接。
それでもオケイで働きたい!と言ってくれたのが嬉しかった。
働きだすと、小柄で可愛くて、前向きな彼女は、すぐにスタッフとなじんでいったのを覚えている。
半年くらい全店舗をサポートする形で助けてくれたなー。
緊急事態宣言など色んなことが重なり、実家である大分に帰ることになった。
最後に彼女が行ってくれた言葉。
「本当にOKEIに来るのが楽しくて幸せでした。ここに出会えたこと、片寄さんと出会えたことが嬉しかったです。大分に一度帰りますが、東京に戻ることがあれば、またokeiで働きたいです」
コロナがキッカケで仕事がなくなったり、辞めたり、色んなことがある時代。
それは避けられないこともあるだろう。
ただ、また失った場所に帰ってきたいと思える場所でよかった。
それまでにokeiを続けていきたい!そう心に誓える言葉だった。
そして、心が伝わっていたんだなーと思ったこと。
社員全員と僕の嫁への直筆テガミ。
感謝が全員へきれいな字で書かれていた。
手紙が大分から全員に届き、オレンジ色の空気がみんなに広がる。
人のコトバや文字は幸せを運んでくれる。
それがちょっとずつスタッフに伝わっていく様。
これは本当にうれしいんです。
音を立てて変わっていくようなことじゃないから。
時間が16年かかり、入ったばかりのアルバイトの子で
分け合ってすぐ辞めてしまった子にも伝わっているキモチ。
たまりません。
決して派手な話じゃないんですけど、続けていくことを選んだ言葉を書くということ。
それがこうして跳ね返ってきたときにやっとわかることもある。
コトバノチカラというものが自分を強くしてきたし、支えてきてくれた。
思い出せばグッとくることばかりだ。
不安はある。言葉を伝えると必ず誤解もあるし、間違いもある。
間違いというのは僕の間違い。
スタッフに誤解を生むようなことを伝えた場合は、一気におかしくなってしまう。
ただ、何も伝えなければ余計おかしくなる。
13名ほどになるかな、社員それぞれに伝えていくということだけでも緊張感がある。
今、緊急事態宣言とか、これからとか。
判断が難しくて迷うことばかり。正直完璧な判断が出来ていないのが現状。
スタッフもモヤモヤしていることもあるだろうが、なかなか厳しい状況がわかってくれているのだろう。
そんな自分でも消化不良な中、届いた岩瀬からの手紙。
アリガトウってキモチと、助かった!というか、心が温かくなる瞬間。
本当にありがとう。