僕は小学校から中学に上がるタイミングで両親が離婚したので
それから自分の食事や家族の食事の準備をするようになった。
それからというもの良く作っていた。
食事=食べる事
あの頃は・・・
ドリフターズを見ながら米を研ぐのが僕の習性だったが・・・
あまりに研ぎすぎて米が潰れていたこともしばしば。・。・。・
そうやっているうちにすごく人に作ってもらう料理が美味しく感じた。
嫌いなものでも美味しく感じる。
もちろん料理自体も美味しいのだろうが、自分のためだけに作ってくれたものだから
その価値がすごくダイレクトに伝わってくるんだ。
食事は食べることだが、食べるだけじゃなくて幸せを感じることも
食事の一つ。
満たされる感覚がたまらない。
本当にぐっと来る。
料理は真心とはよく言ったものだ。
その通り。
でもそれは作り手の真心をこめて・・・だけではない。
食べての心を満たすことも意味に入れてほしい。
料理は食べ手、つくり手の真心が作る空間なんだ。