新しい仕事を出来るって楽しい。
広告代理店営業の時に、いつも何もできず、横に座って聞いているだけだった新人の頃、仕事を与えてもらえるって嬉しかったなーって、思い出します。
頼られるって程ではなかったけど、例えばコピーをするって仕事をもらえてもなんか嬉しかったから。
今は自分で仕事を作っていくようになったけど、その気持ちをまた思い出す出来事は年末にありました。
ブルワリーに就職して1年になるドンこと、松本君。43歳になる妻子持ち未経験からのビール醸造。この1年間、慣れない仕事の中でも、楽しく働こうという努力と夢であるビール造りに携われるという嬉しさを表現してくれたなーと思っています。
おじさんが頑張っている姿ってとても好感が持てます。何歳になってもチャレンジできるんだって勇気が持てる姿。
そして仕事ってツライって思うこともあるけど、夢や希望をもって邁進できるならば、大変なことも楽しい中にあるものになる感じ。
その彼が初めて自分でレシピを作り、自分一人で作ったビールがもうすぐ出来る。そろそろ店頭に出ると思います。
昨年末に、ブルワリーに行ったときに、工場にいるドンに挨拶に行きました。
そしたら興奮気味に、「オケイさん!僕のビールが出来るんです!!試飲して下さい!」って言ってくれた。
彼の想いやどういうビールなのか、できばえなど熱く語ってくれているのを聞いて、ほっこりしてました。
内容ももちろん重要だけど、なにより嬉しそうで。
社員が嬉しそうに働く、働いていることを嬉しそうに語る。
その成果や内容をまるで子供のように話している。
これ以上嬉しいコトってあるのかなって思うくらい嬉しかった。
おじさん未経験を雇用する決断って色々あります。スタッフが働きづらくないかとか、上っ面の面接だったら、入ってみたら全然いい感じじゃなかったらどうしようとか。
ドンはそんな不安を全て払しょくしてくれている。
何だったら、雇用の間口を広げてくれたのかもしれない。
ドンのビールがもう少しでリリース出来たら、飲んでみたい。味もそうだけど、それ以外の何かを感じらえれるのじゃないか。
魂込められた、愛情いっぱい、夢いっぱいなビール。
https://youtube.com/shorts/wGmc52itcRg?feature=share
彼が楽しそうに話すシーンを貼っておこう。
なんかわかってもらえる気がします。
僕の気持ちというか。みんな仕事を出来るって、夢って叶うんだって思えるかなって。