okeiのコトバ~okeiオーナー片寄雄啓の話~

神奈川大学を卒業し、広告代理店で6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。2年弱の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。(現在、Pizzeria Terzo okei,Viva okei,酒場961,OKEI BREWERY,Atelier de terrine maison okei,filoの6店舗)飲食の事、カズやサザンのこと、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います

2014-01-01から1年間の記事一覧

9周年と誕生日を終えて

今年はパーティをやらなかった9周年。 取り立てて、39歳になることに対して何の思いもなかった誕生日。ふたを開けてみれば、考え深い日々となった。9周年お祝いには多くの方が顔を見せてくれたのと(まだおめでとうと言ってくれる人もいるかもしれない) 連…

ありがとう

今日から10年目。 丸9年間への感謝をどう示すか。 やはり1年目から継続しているありがとうという言葉以外ないなと思います。 ふーみんが書いてくれた100のありがとう。それを真似してみます。 自分の思いを継承してくれたふーみんが、僕に同じことを教えてく…

9周年の日

ついにこの日を迎えた 8周年を終えたとき、9周年パーティはやらないと宣言してから1年。 この1年の毎年のように激動であった。 思うようにいくなんてことはあり得ないんだと また強くなれた年だったかもしれない。 今まで以上に3つのお店を経営していくとい…

24時を回れば

24時を回れば、このお店ができて9周年となる。 プレオープンの今日をそうすれば、すでに迎えているということか。当日をかみしめるのは、奇しくもオープン以来かもしれない。 パーティをやらないから。嬉しいこともあるが、この日を改めて反省の日にもなりえ…

期末を終えて

okeiの第9期は終わりました。 okeiというお店はokeyという会社です。 最後の文字がyなのは、最初に一緒に居たシェフが洋平だから。 okeiは洋平の支えがあって生まれた。 その意味を込めています。11月が決算月なので今日で終わり。 12月からは10期目になり…

大きな日

okeiというお店の決算は11月。 今月が期末なのだ。25日にお給料と年に二回目のボーナスを支給することができた。僕にとってはこれで自分の大きな責務を果たせたということになる。 同時にまた一年終えたという気持ちにもなる 年末にもなるから少し得をしてい…

名のもとに

知らぬ間に年を取った。 穏やかに過ごしてきたと思う。 勿論、喜怒哀楽もある。 人を傷つけてもきた。それでも今思えば、自分勝手に言えば、【穏やかに過ごしてきた】方だと思う。独立してよかったのか。 そんなことも最近聞かれなくなった飲食業の自分しか…

父の誕生日

10/29 は 父の誕生日だった。 今、富士市に住んでいる。僕からは電子書籍をプレゼントした。中学3年くらいまで共に暮らしていた感想では本が好きだったようだったから。今までいろんなものをプレゼントした。 数えきれない。 でも僕はもっと星の数ほどのプレ…

11月1日が迫っている ドキドキしてきた。僕がお店を出したのが12月9日。オープン記念日。 11月1日は、僕が660万円の大金を鞄に入れ、不動産屋さんに行き、 契約をした日になる、独立記念日と思ってる。毎年、この日は一人でも乾杯をしている。 大きな嬉しさ…

報告

先週土曜日、急遽社員が一人退社した。詳しくは書かないが、okeiというお店にはもういれないという判断を下したということだった。きっかけは、土曜日にした僕からの指摘が納得いかないということだった。 それは時間を置いた今では、納得いっているようだが…

何だろうか

okeiというお店ができて少しずつ自分は変化していってる。 例えば。 結婚式の最後に誰に感謝するか? 多くはご家族の場合が多いだろう。それと同じく、僕も何かのタイミング、例えば周年パーティやイベントの時。 本当は今まで出会った人すべてに感謝したい…

真夜中のokei

真夜中にokeiをやっている。 1年半くらいたつが、実はokeiというお店は9年目の中で かなりの年数を朝まで営業していた。何となく営業していたという感じ。 5時まででも6時まででも。それを少しずつシェイプして今に至る。本当はいつでも来ていい…

ソムリエ

明日はソムリエ試験結果の発表。自分は震災の年に合格した。自分が受けた理由はシンプルだった。僕は脱サラという概念からどうしても抜けなくてはいけなかった。 もう4年目という時だったので、自分が優れている部分をokei内で 生み出さなくては誰もついてこ…

名前

雄啓たけひろこれが僕の名前。啓。けい。これは僕の父親の名前。雄の啓。どんな意味だったんだろうか。 聞いたことがないがそういうことなのかもしれない。自分はおけいとしては生まれていない。 幼年期は たけ というあだ名だった。 中学校になり、雄啓 た…

うれしいということの変化

今僕は、人生のどのあたりにいるんだろうって いうような曲が拓郎かトータスか だれか歌っていたまぎれもなく、僕は独立をして9年目であり、いくつかの壁も乗り越えてきたこの3フロアというお店を経営して3年目になる。どうしても行き届かないところもあ…

老化

少しずつ自分が老化というか、そこまではいかないのかもしれないが 身体に異常というか、やはり40歳代に来年なる身ということもあり、 処々おかしくなってくる。 当然、日頃ちゃんと生活をしてきた人はそんなものも遅かったり、迎えなかったりするのかもしれ…

協同広告とは。

昨日で協同広告株式会社という名前がなくなってしまった。 もちろん先輩方後輩たちは別の名前になってもそこで頑張っている。僕にとっては神奈川大学を卒業し、入社した会社であり、 今の自分を作った大きな会社であるし、人間関係においても 今の土台である…

手紙

アイアイの結婚式が終わり、バタバタがようやくすんだような気がする。やはり昔勤めていた会社にこうしてきてくれたり、関係を持ってくれること。それだけでも僕は経営者として幸せだと思う。特に飲食業というものは入りやすく辞めやすい。その中でokeiとい…

アイアイという名のもとに

明日、okei卒業生である 竹中愛 通称アイアイの結婚式に御呼ばれしている。その前日ということで彼女のことを書きたいと思う。僕は彼女が退社するときに伝えた言葉。それは至ってシンプルであり、愛情を込めたもの。「アイアイはokeiそのものだ」そう伝えた…

ズレ

ふと、自分はいったいどこに向かっているのだろうと思うことがある。飲食業をはじめ、時がたち、得たもの失ったもの。新橋という町ですごし9年目。すっかりこの街の住人風である。就職したときは携帯電話を持っていなかったが、今はスマホ。10年後、お店を模…

ゆるり

このブログ、地味に名前変えてます okeiから雄啓と。この数年。このブログの扱いについて悩んでおりました。 何を書いてもいけないというか、いいというか。すごくいい話なんですが、いろんなことを思ってくれる方も多く、 それは営業中やプライベートなど、…

悲しみ

人生でこんなに近い人が亡くなってしまったのは2度目。 あ、祖父はぬかして。以前勤務していた時からの大先輩であり、仲間である方。悲しいを通り越していた。 なぜ?とか、現実から離れたいという意識が強い人は必ず死んでしまうのだろうが、いやだから尊い…

この日

9.11 この時は名古屋にいた 広告代理店時代。 出張でホテルでテレビ局と飲んでいて、 急にそわそわ。皆、朝それぞれの会社に帰り、作業に追われた。遠い空の向こうで起こった出来事に みな震えながら。ただ、僕がその時に何か特別なものを感じたかどうか、忘…

豊かさ

今、僕がokeiというお店でしていることは、 いやお客様へのパフォーマンスとしてはあまり大してことはできていない。今自分がやり遂げようとしているのは10周年が来年に迫り、 それまでにいかにこの会社をよくしていくかということ。固い話ではあるがハート…

terzo okei 2周年

久々の更新です。 1600日くらい書いてきて、今年は全然書けませんでした。理由はいろいろありますがとりあえず置いときます。明日、terzo okeiをオープンして2周年。 僕にとってこのお店はチャレンジの時でした。20年ほどこの新橋1丁目では一階の空き物件と…

ロックインジャパン

夏が来ている。 僕にとって夏とロックインジャパンは切り離せない今年は3日日帰りだけだが、社員と仲間といってくるいつも思うあそこでのビールの乾杯が一番したいことだと。毎年あそこに行ける自分でいたい。あそこで語り合う一言が誰かとの一生の思い出に…

仕事

人に何かを伝えるということ。本当に難しい。自分が何かを伝えていると思っていても、 実際には誰かが補助してくれていることもあるだろう。だから、サポートということは誰しも心がけていかなきゃいけない 自分も必ず誰かにしてもらっているのだから。僕は…

KZT

カウンターに座り、僕を呼んだ。「ここ、お客さんに当たって痛いよ」カウンターは古木風。 いろんなところから「雰囲気のいい」でっぱりなどがある。それが出すぎている部分があり、手とかに当たり痛いというのだ。okeiだけではなく、okeiの卒業生のお店にま…

支え

毎日、お店が変わる。 よくも悪くもなる。 それでいいのだ。変えてみること。愛情を持ってそれをチャレンジすること愛情を持ってね。みな、新しいことは不安。 でも楽しいって知ってるリスクはある。 それを超えての幸せもみな知っている。それがかない続け…

サッカーの場を与えてくれる男への感謝

本当に久しぶりにサッカーをした。 改装や社内のトラブルやいろんなことが今年もあり、 体のトレーニングもできなかったし、ま、言い訳かもしれない、心が弱い証拠です。が、なかなかサッカーができなかった。 1時間フットサルを少しやっただけだが、本当に…