okeiのコトバ~okeiオーナー片寄雄啓の話~

神奈川大学を卒業し、広告代理店で6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。2年弱の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。(現在、Pizzeria Terzo okei,Viva okei,酒場961,OKEI BREWERY,Atelier de terrine maison okei,filoの6店舗)飲食の事、カズやサザンのこと、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います

サザンオールスターズ

今日はこれしかないでしょう。

明日okeiはお休みを頂き、私と中田シェフ含めて20人くらいで浜名湖で行われる夢人島フェスというサザン主催のライブフェスに行って来ます。

12月オープン時、サザンライブが行われていてチケットも持っていたが、どうしても開店準備で行けなかった。

だから明日からの2日間、楽しみでしょうがない。

思えばサザンが僕を大きくしてくれたのかもしれない。
サラリーマン時代、サザンライブがあると先輩方、友達を連れて行くようになった。
そこでの飲み会やチケットの配布、当日の待ち合わせなど人数が増えるたびに
準備も多くなった。
でもその分、楽しさは何倍にもなり、知り合いも増え、今に至る。

みんなが楽しむためには誰かが無理をする必要がある。
でも無理は無理ではなく、準備と感じなければならないし、仕方なくとは思ってはいけない。

何をするにも大変なバックボーンや背景がある。
それと一緒。

そんなことを楽しいことから学べた僕は幸せものだと思う。

明日からの2泊3日。
大好きなみんなと居れる。
お店を休むことは良いことではない。
必ず来てくれる方が居るから、その方には大変申し訳なく、怒って二度と来てくれないかも知れないから。
正直悩んだ、もうライブとかはいけないかもと・・・。

でも行く事を選んだ。
知り合いにも誰にも言っていなかったが、正直相当悩んだ、今も悩んでいる。

でも行く。
キラーストリートのライブにいけなかったとき、悲しかった。
みんなが楽しんで帰ってくるのを待っていた時も悲しかった。
でも自分の夢をかなえていくためには、我慢も必要だと思った。

でも今は行く。
それはこの9ヶ月弱ものすごく楽しく過ごせたから。
友人や家族、先輩やその知り合い全ての方から始まり、今は沢山の常連様に囲まれ、
世界で一番の幸せものだと思っている。

その自分でサザンを見てみたいの。
今まで感じなかった感情があるカラ。
ロックインジャパンで泣いてしまった僕。
それも今まではなかった。

サザンを僕はどう見るのか?
その空間はどう感じるんだろう?

最高の仲間と最高の友人と愛するみんなと
一緒に見るサザン。

今の僕にはどんな感動をくれるんだろう。
僕はその感動をokeiに持って帰ってくるよ。

その幸せを形を変えて皆様に届けるよ。

まるでポールマッカートニーライブ後の桑田さんが
変ったように、自分を見返したように。