okeiのコトバ~okeiオーナー片寄雄啓の話~

神奈川大学を卒業し、広告代理店で6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。2年弱の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。(現在、Pizzeria Terzo okei,Viva okei,酒場961,OKEI BREWERY,Atelier de terrine maison okei,filoの6店舗)飲食の事、カズやサザンのこと、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います

初動

今年で49歳となる自分。高校生くらいから見たら、おっさん。

でも自分自身はあまり精神年齢は変わっていないような気がする。

こんなことは思ってもいなかった。

今、仲の良いおっさんたちやもっと先輩方も、おそらく同じなんだろうなって思うと笑えて来る。だって、60歳くらいの元気なおっさんが周りにごろごろしているが、多分僕と同じように精神年齢が一緒だったりするってことだから。

そう考えると、身体が動く間にやりたいことをやるとか、思いついたら未経験であったも初めて見るとか、初動の遅さは楽しみを失うことにしかならないのかなって思う。

同じく無理する必要もなく、そのバランスが個人のストレスといわれるようなものがあまりたまらないのかなって思います。

さて、自分はどうなんだろうって思いますが、自分はストレスって言葉をあまり感じてくることはありませんでした。ただただ、今を生きるというか、思いついたらやるっていうことを続けてきたので。

そこには失敗も成功もあったのだが、人から見て失敗であっても、個人的にはあまり失敗でなかったりする。(損失が多い事業があるとか、売れないとか、人がいないとか)

自分でやることだから、そもそも自分に期待していないというか成功する(何が成功化もありますが)っていうことを前提にしていないからなのかもしれない。

参加することに意義がある」なんて言葉を若い時から聞いていたが、わかってきた気がしますね。

参加すればいいって意味じゃないってことを。

参加すると必然的に準備から実行。反省が伴う。そしてそこには人やモノがあって時間がある。お金もあるしね。

参加するって初動を発進することが出来れば、少なくても経験値は上がるし、恐怖と期待と不安とウキウキが全部やってくる。

それだけでも頭はパニックだし、ドキドキする。

初動って夢の一歩ですよね。

僕、今てんぱってます。

20周年で2000人フェスやります!なんて言ってますが、場所が決まらないし、ちょっと予算考えたら1000万は越えるし笑

出来んの?なんのため?みたいな葛藤で夢にまで見るほどです。

日頃の営業やスタッフの入退社なども課題が多いのに、そんな先の夢物語をやって、しかも全く進まないこと。本当にビビりまくりです。

限界がある、、、、とか思ったりね。

でも初動はしています笑

会場に電話して鼻で笑われて断られたり、すごい金額言われたり。

でも、とにかく糸口探して探して何とか場所と人と見つけていきます。

出来たら今年。小さなライブ企画をやったり模索フェスやるつもりです