これからの人生の中でずっと自分が必要とされる場所がほしいと思った。
それがｏｋｅｉオープンの原動力の一つでもある。
いつもあそこに僕が居る・・・
そんな場所を末永く作り続けたいと思う。
広告代理店をやめる決断はそれなりに びびった。
慣れ親しんだ会社は居心地がよく、僕には天国のようだった。
確かにそこに僕の居場所はあった。
必要とされ、僕もそこを好んで座ってるように思った。
でも僕はそこが居心地のいい場所であるのと同様に
それ以上ではないことを気づく。
大好きだと考えていたのは間違いで
楽だっただけだった。
その向上心のない自分に恐怖感を感じ、日々を過ごしていた。
そして夢を追いかけ、自分が好きなことをやる代わりに
今までの居心地の良い場所を失った。
でも不安でいっぱいだった。
毎日笑いながら、飲みながら、歌いながら
不安で泣きそうだった。
後悔もした。というより疑った。
選択が正しかったどうかを。
でもさっきふと思ったんだ。
今居る場所がどうとか、あそこだったら・・・とか
考えることより、今居る場所でどれだけ前に進むか、頑張れるかが、
重要なんだと。
そこに次の答えやステップがやってくるんだと。
自分の居場所はどこにいても作れなければならない。
それくらいの力は備えなければならないと。
僕は今、このｏｋｅｉという場所を大切に感じている。
それはいつまでも続くかは分らない。
だからできるだけ永くいたいから、精一杯一歩一歩前に進む努力が出来る。
何もしないで居場所は確保できないから。
