okeiのコトバ~okeiオーナー片寄雄啓の話~

神奈川大学を卒業し、広告代理店で6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。2年弱の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。(現在、Pizzeria Terzo okei,Viva okei,酒場961,OKEI BREWERY,Atelier de terrine maison okei,filoの6店舗)飲食の事、カズやサザンのこと、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います

レコード屋さん

先日久々にレコード屋に立ち寄る機会があった。
大学くらいからか・・・レコードにハマった。

大好きなボブディランの大きなジャケットがほしかったことがきっかけだった。

そしてレコード屋でいろんな音楽の「掘り出し物」を見つけるのが休日の楽しみになった。

その「出会い」を楽しみにしていた。

実家にはたくさんのレコードが眠っている。

ボブディラン、ブルーススプリングスティーン、トムウェイツ、デラニーアンドボニー、ジョニーキャッシュ、ザバンドなど・・・。
多くは昔のロックの時代の音源。

久しぶりに入ったレコード屋から聞こえる懐かしい音楽、ストーンズ
とにかく心躍るというのはあのことだろう。
つい踊りたくなる感じ。

あのウキウキする感じをこの店で再現したいものだ。
行く前には・・・
どんなレコードや音楽に出会えるかを楽しみにしている人。
こないだ悩んで買わなかったレコードがまだお店にあるか不安な人。
レコードのにおいが好きな人・・・。

人それぞれのその店への執着で数あるレコード店からその店へ足を運ぶ。
ほしいものを見つけた表情は幸せに充ち溢れる。

町のレコード屋さん。
それはokeiのコンセプト通りかもしれない。

100円から音楽が楽しめるレコード屋さん。
夢があるレコード屋さん。

誰でも気軽に何かを見つけることができるレコード屋さん。

あの日、僕はあの空間を再度感じることができたおかげでほっと出来た。