okeiのコトバ~okeiオーナー片寄雄啓の話~

神奈川大学を卒業し、広告代理店で6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。2年弱の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。(現在、Pizzeria Terzo okei,Viva okei,酒場961,OKEI BREWERY,Atelier de terrine maison okei,filoの6店舗)飲食の事、カズやサザンのこと、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います

カズ

今日、カズのニュースが飛び込んできた
フットサル日本代表に選出されるという。
11月にフットサルワールドカップがあり、カズが出場することになれば
彼の夢がかなう

僕はスポーツ新聞で知った
コンビニで目に入り、あっという間に号泣してしまった。
立ちすくみ、泣きながら新聞を買った。

新橋の道をただ泣きながら歩いた
お店に来て、子供のように泣きながらスタッフに伝えた
これこそ号泣というくらい大きな涙をぐちゃぐちゃに顔をしながら。

僕はカズで出来ている
11歳から彼を見ていて、ずっと毎日彼を見ている
彼のことを全く考えない日は一度もなかったんじゃないかと思う
そして今。
それが続いており、彼の考えは僕の考えになった。
多くの言葉を自分にインプットしてきたので
もう自分とリンクしてきている
言いそうなこと、考えそうなこと、それらが分かるような気がする
もちろんカズに言わせればうっとうしいと思うが。

18歳で夢はワールドカップと言っていた。
そして同時にそれをこういっていた
日本をワールドカップに連れて行くことが夢です と。

勝手に国を背負う覚悟をしていたのだ
そしてほぼそれを手中にしたが、かなわなかった。
いや9割叶った。
日本をワールドカップには連れていけたから。
カズがいなければ行けなかったんだから。

自分がいけなかっただけで。

今でもずっと夢はワールドカップという。
半ば冗談とも思える時もある

でも彼はそこに向かっている
そしてその夢がかなうかもしれない

僕は泣かずにはいられなかった
僕は泣かずにはいられなかった