okeiのコトバ~okeiオーナー片寄雄啓の話~

神奈川大学を卒業し、広告代理店で6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。2年弱の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。(現在、Pizzeria Terzo okei,Viva okei,酒場961,OKEI BREWERY,Atelier de terrine maison okei,filoの6店舗)飲食の事、カズやサザンのこと、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います

年は重ねよう

先日のワールドカップ予選。
日本はUAEに負けた。
ホームで負けてしまうと一気にムードはしぼむ。
今の日本サッカーは勝って当たり前になってきているからね。
それがワールドカップ予選でもそう。

いかがなものか。

そもそもそんなに簡単ではないから。

判定について。
当然、誤審であることは明確で審判の責任。
ただ、そこに勝敗というとサッカーの歴史からすれば、それありき。
日本もそれで救われてきたこともある。
本大会であれば、またもう少し僕の意見も違うが
これは最終予選。
とても大きなものではあるが、色んなことがあるのがこの10試合くらい。

これで敗退するくらいならワールドカップに出ても難しいわけだし。

ビデオ判定というものに関して、物議もあるが、導入はされていくだろう。
ただ、途中で休憩する時間になっても駄目だろうし、なかなか難しいだろうなーとおもう。

そもそもすべてを効率化していく事がいいとも思わないから。

okeiと最初に出した時、ビールやドリンクを作るのには
ピッツァを焼いているところを通らなければいけなかった。
パーラーをくぐったりね。

かなり効率的ではなく邪魔。
それでもその理由はあった。

分業していく2名体制だったり少人数体制。
やはり声をかけていく場があるかないかで
コミュニケーションが図れるかどうかになる。
ある仕事は効率化しても。全体的な円滑さからすると?になることもあるだろう。

全ての効率化は腐敗を生んでいく事もある。

僕も今色々と悩みもあり。新しく導入していく事とそうでないこと。
新旧というものも存在しているし、チャレンジと引き換えに失うものもある。

失う悲しみと引き換えに
何かを得る努力と失ったものに対しての感謝。

その年輪がお店の年の重ね方かもしれない。