毎日、朝方の空を見上げて自転車をこぎ、帰宅している。
少し家を通り過ぎて東京タワーを見て帰る日もある。
小さな城でほとんどを暮らしている僕は、空を見上げると少し落ち着く。
それは小さい城がいやなのではなくて、むしろ
「この空の下のあの空間で生きているんだ」
と我に返れる。
こんなに広い空の下に沢山の人が溢れ、沢山のビルや飲食店が溢れている中で、
こんな小さなお店に沢山の人がめがけて来てくれている。
空から見たらどんなだろうって。
18:30−20:00の時間。
空から見た新橋一丁目を見てみたい。
僕の店に吸い込まれていくお客様がいるのだろう。
その方の一人ひとりの表情を見たい。
楽しそうだろうか?
少し小走りになっているか?
そんなお店でありたい。
大もうけは入りません、空様。
幸せなお客様とスタッフと僕がいれるお店でいさせてください