okeiのコトバ~okeiオーナー片寄雄啓の話~

神奈川大学を卒業し、広告代理店で6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。2年弱の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。(現在、Pizzeria Terzo okei,Viva okei,酒場961,OKEI BREWERY,Atelier de terrine maison okei,filoの6店舗)飲食の事、カズやサザンのこと、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います

中山剛

今日は友人の中山剛の誕生日。
だから彼とのことを書こうか。

彼とは11歳からなんと31歳という20年来の友人。
神奈川大学付属中学から高校、大学と学友。
その後も完全に腐れ縁。

サッカー部でも一緒だったのでいつも一緒に遊んでいて今に至ります。

彼とは中高の中間テストとかの時に勉強の合間に自宅の中間にある、「すきや」で牛丼を食べたり、サッカーを休日にしたり・・・
というのは、少しで後はほとんど飲んでばかりでした。

こうして考えると人生の三分の二を過ごしている人間が彼のほかに5人近くいることは嬉しいことです。

ある意味家族より過ごしている時間は長いわけで頼もしいやらうっとうしいやら。。

でも長い付き合いの友人がいるというのはすごくいいこと。
振り返ることが出来るから。

振り返りたくない過去でもそれが思い出としてみんなに残り、
それを肴に酒を飲める。

こんな幸せはないですね。
だって何にもなくても会話できるし、何の理由なくても電話が出来る友人は貴重だから。

今日も沢山のお客様がきてくれているけど、何か僕だけかもしれないけど
ここのお客様ともそんな温度を感じることがある。

何の理由もなくこのお店に来て、美味しい料理を食べて、お連れ様と僕と話す、そして帰宅する。

そこには特別な要素はなく、それが生活の一部になっているという事実しかない。

僕がお店をやるにあたってこれは目標の一つだった。

旧友と親友を併せ持つ中山剛とそのほかの面々。
その人達がいるからこそ、こうやって仲間という大きな財産についてしっかりと考えられるようになったし、お客様との関係もより良くできるのだと思う。

彼のお誕生日を祝うとともに、自分を見直しながら前に向かえる今日でした。

サンキュー中ちゃん