お客さんと呼吸がばっちりあった日は、気持ちよく終わる。
何かそういう時がある。
自分が予測していることが、こと如く当っていく時とか、
お客様が望んでいるワインが理解できて、良い笑顔が見れたとき。
不思議とそういうものは波及するもので、
全てのお客さんとの呼吸が合ってくる。
それだけではなく、そのお客様の隣の方も、影響されて同じような呼吸になってくる。
そしてお店全体が彼等の温かい呼吸で埋まっていき、やがて店の雰囲気が統一されてくる。
そんな時がたまらない。
逆にどうしても合わないときがある。
もちろん、不快な思いはさせていないと思うが、良くはないときがある。
気がうまく回せないとか・・・
原因は色々あると思う。僕らの体調も大きいし、みんなとの話し合いがうまく出来てない時とかもそう。お店の混雑状態にもよる。
そもそも、僕はそんな呼吸を整えることで人との付き合いや
仕事の流れを作ってきたのかもしれない。
それが出来なければ自分が自分で居られず、いい状態とはいえない。
スタッフだけでなく、お客さんとも息の合ったプレーをしていきたい。
こんなにお客さんが楽しそうに笑っているんだからね。