1ヶ月前に31歳になった。
僕にとって30代になって一年と言うことだ。
学生時代は30代なんてオッサンだと思っていた。
もっと自分が大人になると思っていた。
子供もいるかもしれない。
奥さんも大切に・・・。
・・・・
ぜんぜん違うー!
でも広告代理店時代。
30才までに何かしたい!と思いながら過ごしていた。
何かというのは漠然としていて、たぶん自分がマンネリとしたサラリーマンとしていることに気づきだしていたんだろう。
その自分と理想の人間とはかけ離れていてそう思っていたのかもしれない。
でも世の中で「30歳までには・・・」というのはある意味「鉄板」の会話というか、誰しも25歳くらいの時に仲間と話す内容ではないか?
僕もそうだった。
代理店営業としてどうなりたいか?
人間として、男として・・・そんな理想を持っていた。
そして僕は29歳と11ヶ月21日目で自分のお店を持つことが出来た。
それは25歳の時の会話に嘘をつきたくなかったからでもある。
「何かしたい」漠然でもそう思った自分を肯定したかったから。
そして大好きなワールドカップもある2006年を自分の城で迎えることが出来た。
僕にとって30代とは夢の始まり。
そして僕は遊園地の中でまだうごめいている。
乗りたい乗り物を待っている列を見つけたくらいか。
僕の30代。
それは夢を現実にして、それを自分の人生にすること。
そしてその夢をずっと持ち続けて、現実にして・・・
その繰り返しが僕の人生。
人生のスタートが30歳だったんだ。