「報いる」(ムクイル)の「報」の意味すること。
「幸せ」を「及ぼす」と書く。
我々飲食業に携わるものは、全てお客様の支払われた料金で生活をしている。
お店に関わることだけではなく、自分の生活費や子供、家庭などとにかくその店で働くもの全ての人生がお客様が支払う料金で賄われている。
それに日々感謝し、せめてご来店して頂いたお客様には楽しく美味しく心地よく過ごしてもらえるようスタッフ一同精進しているのだ。
そして我々はその「精進」により、お客様から最高のプレゼントを頂ける。
「幸せ」。
僕らがお客様に「報いる」ことでお客様が僕らへ「幸せ」を「及ぼして」くれる。
お店に立っていると本当のそのことを痛感される。
逆に言えば、そういう気持ちを持たなければ、衰退の道を突き進むことが約束されている。
何かそんなことを考えている。自分がどうなのかとか。
その不安から改めてサービス論的な本を読んでみたりして。
僕はまだまだ。
まだまだ。