okeiのコトバ~okeiオーナー片寄雄啓の話~

神奈川大学を卒業し、広告代理店で6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。2年弱の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。(現在、Pizzeria Terzo okei,Viva okei,酒場961,OKEI BREWERY,Atelier de terrine maison okei,filoの6店舗)飲食の事、カズやサザンのこと、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います

okeiの将来

pizzeria-okei2007-09-21

将来のことについて考える。
お店のこと、自分のこと。。。
もちろん、お店のことが最優先で、それが決まっていくなかで
自分の将来も見えていくだろう。

今2年弱、お店をやってきた自分をゆっくりとみている。
少し早過ぎるかも知れない。
先に先と考えるのが。

今は非常にうまくいっている、数字上も感覚上も。
そしてスタッフのこと、その家族のこと、そのご両親のこと・・・など
様々な僕にかかわる全ての人を考えると、先の次のお店とかを考えるようになる。

でもそこが早過ぎるような気がしている。

幸運にもオープン間もなく、良いお客様に恵まれ、笑顔の絶えないお店になっていった。
そして早いタイミングで「楽しい」お店という自分の理想にごく近い世界が見えてきた。

そこが早すぎたのかもしれない。

今、このタイミングであまりに多くのことを考えるより、また今一度二人で始めた小さなokeiに
戻ってもいいのではないかと思っている。

それは人を減らすということではなく、その気持ちを思い起こしていきたい。

もちろん、全く変わらずその気持ちのままいる。
でも人も増え、お客様も増え、やることも増え・・・
それが続くとどうしても見え方も変わるし、僕らの思想が薄くなる気がする。

だから再度僕らのokeiを再度見直し、愛情に満ちたハートフルで
また来たくなる温かいokeiを目指そうと思う。

今がそうじゃないわけでなく、そこが中心からずれないように締め直したいということ。

そこに僕の将来があると思う