昨日もまた書くことができなかった。
なんだか最近ばたばたしているからかな。
今は営業前の準備中。
毎朝この日記を見て通勤してくれている方も多いのでごめんなさい。
昨日、この店は内内の僕の心の中の二周年を迎えた。
僕がサラリーマンをやめてイタリアンのホールやって、ピッツァを学んで・・・
そんなに簡単に書いてしまうようなことじゃないけど・・・。
その時間が過ぎ、物件を探している期間、本当にみじめだった。
定職がないこと、無職であることがあんなにつらく情けないことだと初めて気づいた。
仕事があること、給与の文句が言えること。
それが幸せであると理解できた時間だった。
ずっとそんな仕事に恵まれていたから余計に感じた。
そして何度か物件に見はなさていた僕は、１０月にこの物件に出会った。
「ここでやりたい」
そう感じ、この物件をとるために、プレゼンをして、気持ちを伝えて、お金も余計に積んだ。
それがこの店を得るために必要だと判断したから。
そして１０月１８日。
僕へこの物件が与えられることが決まった。
あれが二年前。
今日のことのように思う。
あの時、時間に遅れそうになってぎりぎりにこの場所につき、
不動産屋と最後の話をしたことを。
そしてその帰りの電車で日記を書いた。
それが下に書いた日記。
二年前の今日、僕はこんな感じだった。
そして今ものなお、その時支えてくれていた仲間や家族などへの感謝の気持ちが変わらない自分は
割といいとおもう。
それは来年も変わらずにいるという自信にもなる気持ちだった。
「２００５年１０月１８日の日記」
本当に自分は恵まれている。何の担保もない、何もない僕になにも聞かずに支援してくれる人。助言、注意をしてくれる人。そして何もしてないようで心配してくれる人。僕は生まれながらに恵まれた環境なんだろう。気づいてなかったが。同時に自分がいかに無力かが日々感じる。何も出来ないくせに何かをやりたがる。昔からそうだ。しかし今回はたとえそうであっても逃げ出すわけにはいかない。自分を信じるしかない。なぜなら『オケイ』は生きる場所が決まったんだ。また今日も眠れない。
