来週末、おやじが来る。
静岡県富士市に今は住んでいる彼が来るのは何か月振りだろう。
親父の話は以前のブログにも書いたので省略するが、
サラリーマンを辞める時に半ば勘当されたのだが、
修業中に和解し、今は応援してくれている。
こうしてたまに会えるのもお店を出せたから。
そして継続中だから。
必ず僕はいつでもここにいる。
そんなことが家族の中での何か柱ではないが、
集まる理由になるようだ。
離れている機関があまりに長い片寄家としては
いいことだと思っている。
そんな親父から予約のメールと同時に
ケーキの依頼があった。
最初はなにかと思ったが少しで理解できた。
10/29 親父の誕生日。
彼は1カ月早いが自分のバースデイをここで祝いたいのだ。
だから自分で言うのもなんだが、ケーキを作ってくれと言っている。
噴き出してしまったが、
親父とケーキ。
全く結びつかないが、そんな甘えたことを言えるようになった親父に
感動すら覚えた。
一緒に住んでいる頃は、疲れた顔と怒った顔しかなかった。
笑顔など見たことがあっただろうか・・・
あまり記憶にない。
でもこうして彼が幸せを感じているだろう・・・ということが
伝わってくる環境になったことは本当に素晴らしいこと。
自分ができる親孝行が何なのか。
それを考えることがそんなにつらくなくなってきた自分。
親孝行って大したことじゃないというか。
今までできなかったことや伝えられなかった感謝を
素直になった、おっさんになってきた自分なら伝えられるから・・・・。
おっさん同士の会話なのかも、親孝行は。
そんな会話をできたらと思う