経営者としてもうすぐ一年がたつ。
もちろん、3年なのだが、会社にして1年という歳月は自分にとって
記念すべきものであること。
そのことに最近気づき始めた。
会社の社長。
それはサラリーマンのときは雲の上の存在だった。
でも、いつも暇そうにしているイメージがある。
僕らがプレゼンなどでテンパッていてもシラーとしている感じ。
でも自分がなってみると違う。
全ての責任を負うという事実。
それが絶え間なく続いてく感じ。
孤独というのはこういう感覚を言うのだろう。
今の僕は経営者として駆け出し。
何もできていないと言っても過言ではない。
でも月日は過ぎていく。
これもまた事実。
毎日猛ダッシュしないと、すべてがたまっていくこと。
そしてそれは変わりはいないということ。
自分がやるしか、考えるしか、見出すしかないという悲しい現実。
悲しいといったのは、やりたいこととやらなければならないことが
違うことも多いから。
僕はお店が好きで一生ここにいたくて始めた。
楽しいお店にしたいから始めた。
うまくいけばいくほど、僕は自分がここで何ができるかということではなく、
ここで協力してくれている仲間のことを考えるようになる。
そうすると自分が実際毎日やりたいこととは違うことが仕事となる。
経理や財務、総務業や人材業、不動産業などなど。
そういったことが経営者の主たる仕事に代わっていく。
今、その現実との葛藤で日々を過ごしている。
結果的には、やはりここで働く仲間を一生守るためにできることを
優先したいという答えが見出される。
自分の覚悟と資質を見極めること。
そして、やりきること。
それが今の自分に与えられた全て。
僕は自分が楽しいことが仲間を大切にすること。
それがすべてだろう。
もっと将来を見て経営者として動いていきたいと思う
