毎日違う顔に出会う
町から町へと・・・
サザンの曲の一節。
お店も日々違う方と顔を合せる。
それぞれに何か思いがあってここにきている。
今日、帰り際に、
「お兄さんも相変わらずここにいてくれてうれしかったわ」
と僕より少しお姉さんの方から言われた。
顔はわかるのだが・・・。
少し話したら思い出した。
特にハードコミュニケーションしていたわけじゃないけど
何度か来て頂いていたお客様。
彼女が大阪に転勤になったからなかなかこれなくなると言ってくれたのが
一年以上前。
こちらに久しぶりに来て、ここに寄ってくれたのだという。
なんとうれしいことだろう。
しばし呆然としてしまった。
今、僕はいろんな事に悩み、苦しみ、バタバタとしている。
でも、毎日はやってくるし、お客様はここにきてくれる。
それは、いい意味で僕のすべてを無視してここに足を踏み入れてくれる。
そこには、彼女のように
「いつもいる顔」
それだけでも何かお友達との会話がしやすかったり、
来た意味があったり・・・。
何かあるのだろう。
経営していくにはいろんな悩みがある。
ここには書けない悩みばかりだ。
でも、それでも書けるのは
涙見せずにまた会えると・・・
（サザンの曲の一節）
思ってもらいたくて、またここで会いたいから・・・。
僕が悩んでいることの目標やゴールというか
道しるべは外れてはいけない。
必ずその気持ちは心の中心に置きながら
生きていきたい。
心のすべてがお店になっているこの3年弱。
どんな涙も笑顔も全てこのお店を想って出てくる。
そこにはスタッフの顔、仲間の顔、お客様の顔。
全てが鮮明に頭に浮かんでくる。
まだ足りない。
僕がやることは山ほどある。
止まれないんだ。
