okeiのコトバ~okeiオーナー片寄雄啓の話~

神奈川大学を卒業し、広告代理店で6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。2年弱の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。(現在、Pizzeria Terzo okei,Viva okei,酒場961,OKEI BREWERY,Atelier de terrine maison okei,filoの6店舗)飲食の事、カズやサザンのこと、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います

しゅうまい

pizzeria-okei2008-12-26

今年最後の日記。

3周年のとき、吉橋さんが企画してくれた最高のサプライズ。

僕の故郷 横浜の名物 しゅうまいの格好をしての登場で会場が沸きに沸いた。

そして、その恰好だけでも十分なのにそこから取り出された手紙・・・。

それは・・・。

大学時代にバイトしていた居酒屋の社長と後輩からの手紙。
いやーびっくりした。
だって、その人の名前も場所も何も話していないはずなのに・・・。

社長とは同志。
沢山の思い出がある。
そしてあの店が僕にとって最高のお店だった。

いつでも僕の故郷だ。

僕にとって社長がああして元気に頑張っているということ。
それだけで勇気がわくし、目標になる。

人生の中で大切な人物。
僕が一番大切な時間を過ごした場所。

その人から手紙をもらえるなんて本当に幸せだった。

そしてその言葉には重さがあった。

「僕もokeiみたいな大人になりたいと思います」

偉大な人は往々にして謙虚だ。
そして重い・・・。

僕と社長が過ごしたあの時間で築き上げた男の会話は今も続いている。。

重い。。。

この言葉をくれたのは吉橋さん。

まず、企画を考えてくれたこと。
それが無数の企画を模索した結果であること、
時間がかかっているということ、
わざわざ神奈川県の田舎の三ツ境にいってくれたこと、
しかも2回、
それを実行してくれたこと、
僕らのことを考えてくれたこと、

そのすべてが本当にうれしく、感動だった。

僕はこの日泣いてしまった。
これ以上のプレゼントはこれからないと思う。

このタイミングで僕の一番大切な人からの手紙。
それを考えてくれること以上のものが見つからない。

忙しい仕事の合間にこうして数万件あるお店の中で
okei、そして僕のことを考えてくれたこと感謝します。

僕が今年、お店で嬉しかった無数のことの中で
このことは特別でした。
ありがとう。

そしてその企画に賛同してくれたその仲間たちの愛情にも感服する。
ありがとう