okeiのコトバ~okeiオーナー片寄雄啓の話~

神奈川大学を卒業し、広告代理店で6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。2年弱の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。(現在、Pizzeria Terzo okei,Viva okei,酒場961,OKEI BREWERY,Atelier de terrine maison okei,filoの6店舗)飲食の事、カズやサザンのこと、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います

変化

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ワインの問題 2

よくワインを醸造するのに使う樽。
フランスのフレンチオークが一番とされていますが、
その新小樽はいくらするでしょうか?

A:5000円、b:2万円、c:5万円、d:10万円

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ランチをはじめて1カ月以上が過ぎた。
正直な感想は、そんなに簡単にうまくいかないなという感じ。
出来ることも限られるし、時間も限られている。
だからこそ、シンプルに美味しくて何かの糧になるものにしたいと思う。

今の夜のokeiを見れば、みな最初からお客様がいたように思うし、
ランチも大賑わいで並んでるんでしょ?って聞かれる。

答えはNO。
まだランチの認知自体もないし、
あっても沢山のランチ競争相手はいるわけで、
そこに新参者の僕らが食い込める幅はそんなにないのだ。
でも、求められていることも感じる。

誰が来てもそこにokeiがあって夜だけじゃない顔がある。

それは本当に素晴らしいこと。

もう一つ。
スタッフが夜の半休がとれるようになった。
何度か書いたかもしれないが、個人の飲食店としては
なかなかない制度。

やってみて思うのは、思い思いにこの時間を使ってくれそうだなと。
通常ではいけないお店に行くとか、勉強するとか
それでもお店に残って手伝いながら何かを得ようとするとか・・・。

色んな意味でokeiがマイナーチャンジしていく。
これは仕掛けるのは僕でも、作り上げるのは彼らであり、
面白いものです

時折、彼らが見せる凛とした姿。
それを見るたびに、僕は勇気づけられる。
彼らの成長は自分の成長だから。

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答え d:10万円

ワイン一本分のワイン量に換算すると333円くらいはする。
原価が1500円くらいのものが多いからとんでもない金額が樽にかかっている。
そりゃー高いわけだ