3週間か前、大きな出来事があった。
いつも来てくれている方からのご予約を日を間違えていた・・・。
事前にわかって電話したが、勿論激怒された。
スタッフのミスとはいえ、自分としてももっと注意していれば…と本当に悔やんだ。
平謝りだったが、若い出来るほどでもなく、その日は過ぎた。
昔の頑固おやじって感じのいい人。
僕は大好きだった。
口は悪いが人情深いという感じ。
こうしてお客様を失っては、okeiも終わってしまうなーと。
みんなにも伝えて、厳しくこれからを見据えて行くことに決めた・・・。
そして1週間前くらいか、その人から予約が入った。
予約を間違えてしまったスタッフがその電話を取ったので
「先日はすいませんでした」
と伝えた。勿論心をこめて伝えている事だろう。
そしたら何とも彼らしい、愛情のこもった男らしい、返答だったそうだ。
「ばかもん!そんなこと、いちいち気にしているんじゃない!」
僕は泣けてきた
そんな優しい言葉はないから。
僕らはお客様の生活の一部になっている
必ず、何かを期待されている。
その期待にどうこたえるか、どう責任を感じるか。
それは僕らの成長を何倍にもしてくれる
何にもない僕らを期待してくれる誰かのために
一生を生きることも悪くないじゃないか