okeiのコトバ~okeiオーナー片寄雄啓の話~

神奈川大学を卒業し、広告代理店で6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。2年弱の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。(現在、Pizzeria Terzo okei,Viva okei,酒場961,OKEI BREWERY,Atelier de terrine maison okei,filoの6店舗)飲食の事、カズやサザンのこと、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います

artフェス

10月10日、11日とartフェスなるイベントを行った。
壁画を書いてくれているmyonちゃんの個展。
2階カウンターを飾ってくれている大倉jewelryファミリーセール
そして階段にいつもきれいな花をプレゼントしてくれている香山さん。
その一つ一つのアートが融合した日でした。

沢山のオケイとは関係ない人たちがビストロokeiに行き、
思い思いに天井や壁を見ている
いつもは周りの壁しか見ないのに今日はなんか違うぞと言う感じ。

絵を見に来ているのと食べに来ているのとはし点が違う。
お店を見る視点も芸術を見ている感じ。

僕にとっては新鮮だった。

そして思う。

当たり前というか慣れている事も、改めて感じる事がいかに重要かと。
やったことはできる事と勘違いしているければ
体力も違うし、思考も変わる。
それに対して見方すら変わる。
好き嫌いがおとなになるとかわるようでね。

そして日祝休みの僕にとっては新鮮だった。
3階はギャラリーになっており、2階は僕のプライベートバーのように使っていた。

そうすると。・・・・楽しい!!!

好きなワインを思い思いに開けつつ、ワイワイ話しながら過ごした。

そういえば、ぼくはこういうお店を想像していたんだ。・・okeiは。

でも、ふたを開ければ沢山の料理を出せるようになった、
嬉しいことだったが、もっと自分のプライベートスペースの感覚が欲しいと思った事もあった。

今は嫌なわけではなく、むしろ今があるから、そんな隣の芝が青い感覚もあり・。・。。

そこで、近い将来日曜日だけぼくのプライベート空間のオケイをオープンしようかなーと思う。

仲間やぷらっと来たお客様と談笑しながら限られた料理だけを出しながら
ワインを楽しんでもらう

不満足な方もいるだろうが、楽しい感覚もあるはず。

そんな夢を抱かせてくれたartフェスだった

また来年こんな事をしたいと思う