何となく、色んな方から最近のブログについて反応がある。
それは以前僕が誰かから頂いた、言葉について。
少しこの言葉について、ふと思い出すものを書いていこうと思う。
昔いた、協同広告という会社に、押木さんという大御所がいた。
あの頃は何歳だったんだろうか、当然60歳は越えていて・・・。
今は亡くなってしまったが、ミスター協同と言われていた。
その方から最後に言われた言葉が忘れられない。
「片寄!佐野の後のミスター協同は、お前だぞ!わかってんだろうな!」
たぶん、協同広告時代、あれほど評価を肌で感じた事は無かった。
その場で少し涙ぐんだ事を鮮明に覚えている。
一緒に働いた事のない方から、なんなしに言われた言葉。
その奥行きのある言い回しと言葉づかい。
それが一つ一つ僕の中で因数分解されて溶けていった。
僕はミスター協同にはなれず、オーナー雄啓になった。
押木さん、ありがとうございます。
僕はあれで社会人と言うものの中ではっきりと自分が見えました。