okeiのコトバ~okeiオーナー片寄雄啓の話~

神奈川大学を卒業し、広告代理店で6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。2年弱の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。(現在、Pizzeria Terzo okei,Viva okei,酒場961,OKEI BREWERY,Atelier de terrine maison okei,filoの6店舗)飲食の事、カズやサザンのこと、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います

時間

最近、この時期になるとかなー
8年経ってどう?
ってよく聞かれる
確かに僕もこの時期は振り返る。

中田と始めたとき、あいあいとフーミンが来たとき、メッシが辞める時。
昔の話が出てくる。
田上もそう。

今のことまでずーと考える

そして寝る。

時間というのは大きなもの。

アイアイがオケイのお客様やスタッフと飲んでいると聞くと、ニヤッとする。
よかったなー滋賀から出てきてもらって。

そう、僕が幸せなのはこのokeiというお店で何もすべての結果が出ることだけじゃない。

僕と過ごした時間のどこかの部分を切り取って、何年後かに気付くこと。
身になること。何かになればいいと思っている。

そんな時、ニヤッとできる。

独立したお店が1年2年3年と続けば、都度ニヤッとする。

お店というのは、日頃僕みたいにずっとお店にいても、
自分がすべてではない。

サッカー選手が1試合で触るボール時間数は3分程度。

お店でお客さんと接する時間と同じではないが、イメージは近いのではないか。
それですべてが決まるから。

自分が接する時間なんてすごく少ない。
だから、何をすればいいか。

集中して背中でも表現したい。

今、何をしていて、何を思うか。

僕が卒業したスタッフと会う時間なんて本当に少ない。
一緒にいまいるスタッフと話す時間も圧倒的に少ない。

それでもお互い何かを感じあおうとしてることが幸せ。

今僕が生きている、次に向かおうとするには大きな力が必要だが、
それを可能にしているのは、そんな新旧のスタッフの力、。

ありがとうと思う