okeiのコトバ~okeiオーナー片寄雄啓の話~

神奈川大学を卒業し、広告代理店で6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。2年弱の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。(現在、Pizzeria Terzo okei,Viva okei,酒場961,OKEI BREWERY,Atelier de terrine maison okei,filoの6店舗)飲食の事、カズやサザンのこと、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います

変わること変わらないこと

自分がお店を初めて11年目。
ある意味、10年でリセットされた自分はどの方向へ向かうのか。
自分でもまだわかりませんでしたが、少しずつ見えてきたようです。

変わらないために変わります

・ 海外研修制度設立

飲食業で難しい一つ。
洋食をやっているのに、会社を辞めないと本場に行けない。

穴をあけれない業種なのでどうしても離職中とかに行く人が多い。
もしくは社長になり、会社を休んでいく。

その他は、なかなか難しいです。

給与や待遇をいくら良くしていっても限界もある。
だったら、次はやめなくても研修に行く方法を見出すことかなと。

この2年ほどいろいろ考えてきてやっとここまで来ました。

来月6月に13名連れてイタリアを縦断してきます。
お店を10日間ほどお休みするなんて初めてのことですし、
大きな売り上げがダウンすることはわかっています。

ただ、そこに何かがあると思い、決断しました。

来年以降はお店を休まずに交代でいけるようにどうしたらできるかを検討中。

・ 産休などなど

就業規則がしっかりある会社ではあるのですが、産休 育休というものを使ったことが
ないので今勉強中です。

女性で頑張ってきた人達をまた向かいいれる制度であり、
女性にしかできないことを男性経営者としてどう支援できるか。

会社の当然のシステムでありながらできていないこともあるこの制度を
okeyという会社がどのように取り入れ、うまく活用してもらえるかを検討しております。

大切なのは スタッフを守ること。
本人もそうだし、それ以外の社員にしわ寄せが行き過ぎないようにいかにどうできるか。
わからないこともありますので、社労士や会計士などに聞きながら進めています。

同時に子供がいる女性がどのような形でその後働いていけるのか。
そこのポジションをどう考えるのかを今悩んでおります。
ただ、必ずそこでいい結果を出したいと思っています。

・ 石丸のお店

副社長である石丸をそろそろokeyという会社の中でベンチャー的に独立を
させていくことを進めようとしています。

okeyという会社の新しい取り組み。

現スタッフにとってもスキルアップのきっかけになる。

そして、独立ではなくても自分の店が持てて、やりがいがある仕事を生み出せる。
そしてそれが誰かの夢にもなる。
場所は新橋かもしれないし、そうでないかもしれない。

・ 営業時間

この5年間で営業時間を少しずつ変えてきました。
最終的な目標、25時までというところにやっと着手できました。

売上が下がってしまうので、とても苦しい選択ですが
会社としてスタッフの体力や労働時間を見据えて
5年かかってきましたがやっとです。

僕としては深夜の緩い感じが大好きなんです。
ただ、スタッフの集中力を考えると。。。。

最高のお店にするために 1手打ちました。
なにとぞ 応援のほどよろしくお願いします