今日、6年以上勤めてくれた小倉君が独立準備のためにOKEIを卒業する。
今週は、色んなお客様が彼を求めて来店してくれている。
本当にありがたいし、愛情深いお客様に恵まれて幸せだと思う。
その全てが彼がひたむきな姿勢というか、ピッツァに対してのココロが伝わってきたんだと思う。
多くの方から、okei卒業おめでとうございますとか、卒業だねって言われる。
退社ではない、その愛情ある言葉が好きだ。
僕は常々、学校のような会社がしたいっていう。
部活動みたいな人間関係が好きで。神奈川大学っていうだけで荒廃や先輩になったりする。
高校の時の合宿に、かぶっていない先輩がスイカをくれる感じ。
オケイでも卒業生のお店には皆行くし、彼らも温かく迎えてくれる。
先輩後輩がそこにある。
その気持ちや雰囲気がお客様にも伝わり、「卒業」って言ってくれる。
16年目になり、14名の独立者となる。
長野で独立する森山を入れれば、15名になっていく。
20周年までに20名の独立も夢じゃない。
「夢を叶えるのは簡単。夢をかなえさせるのが難しい」
そんな言葉を聞いてから、より独立支援を考えてきた。
支援といってもシステム化していない。
心からの応援。そこに人や時間、労力やお金。いろんなところでサポートをして、
互いの夢をかなえていくのが自分。
そこには営利目的な要素は一切なく、ただただ応援。
そしてそこの底には、僕がそうやって応援されてきたことが由来。
何もない自分に対して、数人の先輩がお金を900万円も貸してくれたこと。
何もできない自分のために足しげくお店に通ってくれた仲間。
そしてそのお店を見つけてくれたお客様。
多くの方の応援で自分があり、その応援に誠意を尽くすには
僕が仲間であるスタッフ、そしてスタッフに関わる方々を応援することでしかできない。
今、このコロナの中で助け合う場面も減る中、okeiの卒業生の絆は変わらない。
何度も書きますが。退社とかたい職とかではない。
この卒業という言葉の意味を深く強く心に刻みたい。
改めて、小倉君、卒業おめでとう。
そしてありがとね。
これからも友人としてともに一生歩みましょう。