自分の資質について具体的に考えることなど数えるほどしかないが、
それの活かし方について、僕はある答えを持っている。
人には生まれながらにしてか、努力し習得したものかは別にして「得意」が必ずある。
同時に「不得意」も必ず存在する。
僕はこの「得意」はそれを手に入れた時から、自分だけのものではないと思っている。
他人にはない「得意」を持ったなら、それを誰かのためにも、自分のためにも役に立てなければならないのではないかと。
僕は初対面でも人と話したり、仲良くなったりとコミュニケーションをする何かについては「得意」な人種。
だから必ずそういう場面ではそこにいる人数に限らず、その空間が楽しくそして、意味がある会にできるようにすることが自分の役割だと感じている。
もちろん、それも自分の楽しみなので何のストレスもない。
7年間のサラリーマン時代。
会議となればその中心に身をおき、とにかく話していた。
自分の企画が通ることより、自分は無鉄砲でも話していることが何らかのヒントになり、
新しい企画が生まれるきっかけになればいいと。
そして「得意」をそのように活かし、還元することは、もちろん自分にも何倍にもなり返ってくることは理解に苦しまない。
だから「得意」を発揮することは、別の人の「得意」も引き寄せられ、自分の「得意」も増えていくことになるのだ。
自らの経験を友人や家族などに伝え、活かし守っていくことは自分を育てること。
自己活性にはまずはそこから。
そして自分の資質を理解し、拡大するのもそこからだと思う