okeiのコトバ~okeiオーナー片寄雄啓の話~

神奈川大学を卒業し、広告代理店で6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。2年弱の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。(現在、Pizzeria Terzo okei,Viva okei,酒場961,OKEI BREWERY,Atelier de terrine maison okei,filoの6店舗)飲食の事、カズやサザンのこと、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います

花が最近好きだ。
昔は家に植物があると邪魔くさくていやだなーと思っていたが。

花は草が化けると書く。
長い間単色だった植物があるとき七色に輝くのが花。
ちなみに「化」は人が逆さになると書く。要するに人とは違う何かになると書く。

花はあるとき草から全く別次元のものになるんだ。

花は人を落ち着かせたり、気づかない間に幸せにしたり、お祝い事の象徴でもある。
花があるだけでその席は宴になり、思い出話に「花」を咲かせる。

先日、友人の奥さんが体調が悪いと聞いたのでお花を贈りました。
先ほど連絡があり、たいそう喜んでいた。

家からあまり出れないようなんで青い花を入れてもらい、青空を感じてもらえるようにした。

花はプラスをもっとプラスに、マイナスをゼロにする力があるようだ。

身近なものだけど感謝するべきものですね。花は。
花がなかったら・・・と思うと悲しくなります。

めでたい、幸せを呼ぶ「花」だから人の名前にもよく使われている。
僕の周りにもいますが、たしかに花のように幸せを運んでくれた。

僕は沢山の人に「花」を貰った。
毎日来てくれるお客様には
「美味しかったです」「楽しかったです」という花を貰う。
知り合いには沢山の感謝という花を捧げたい。

僕は毎日「花」をあげられているだろうか?
枯れない花を咲かせる大地になれるか、okei。

とにかくこの大地を栄養分満点にして、美しい花が咲くのを一生見ることを夢見よう。

花に感謝、ありがとう。