okeiのコトバ~okeiオーナー片寄雄啓の話~

神奈川大学を卒業し、広告代理店で6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。2年弱の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。(現在、Pizzeria Terzo okei,Viva okei,酒場961,OKEI BREWERY,Atelier de terrine maison okei,filoの6店舗)飲食の事、カズやサザンのこと、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います

昭和50年生まれ

僕は昭和50年生まれ。
今日は同じ年の仲良しの常連さんからブログのお題を頂いたのでその話をしよう。

僕にとってその年は重要な年である。

ボブディランが名盤といわれる血の轍を制作した年であり、ブルーススプリングスティーンが明日なき暴走をリリースした年。
そして大学時代のカラオケ18番の佐野元春 アンジェリーナが発売された年。

僕にとってその年は僕にとって大切な音が生まれた年でもあるのだ。

そしてこうしてお店を出して、同い年の気の合う常連さんとも出会い、この年に生まれたことをうれしく思う。

僕が生まれたことが何かの役に立っているか。
誰かの人生を良い方向に導くか。

1975年に生まれた僕が生まれた意味を見いだせるか。

ディランやブルースが今にまで語り継がれる名盤を出したその年に生まれたこと。
彼らはそうして誰かを幸せにしていること。

僕はその幸せをもらい、31歳になった。

だから少しでもその幸せをこれからの人生に活かそう。

毎日okeiにくるお客様が入ってきたときより、幸せな顔になるよう過ごしてもらおう。
そのために何ができるかしっかり考えよう。

だって生まれてきちゃったから。

そしてここで同い年の仲良しさんにも出会ってしまったから。

始発を待つ彼とこれから少しの杯を交わす。
初めての杯はいかなるものか。

そして今日を10年後、話せるようにお互い頑張りましょうね。

では。乾杯