okeiのコトバ~okeiオーナー片寄雄啓の話~

神奈川大学を卒業し、広告代理店で6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。2年弱の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。(現在、Pizzeria Terzo okei,Viva okei,酒場961,OKEI BREWERY,Atelier de terrine maison okei,filoの6店舗)飲食の事、カズやサザンのこと、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います

無料イタリアン 母子家庭の子ども食堂をスタートしてみる件

緊急事態宣言って言葉。強いですよね。

20時までは緊急ぽく無くなっているから難しいけど。

難しいことはよくわかりませんが、僕らは今休業を選択。

助成金をもらえる立場にあります。

だから、自分たちが関わる人たちや会社を助けられるチャンスであり、社会貢献を少しでも出来るチャンス。

今までも熊本やイタリア、東日本大震災もそうか、赤十字に寄付してきた。

その延長として捉えている。

僕らが止まっている以上、食材も発注できない。このボランティア活動をスタートし、今後ルーティンになれば、新しい発注できる機会を作りことになる。

ちょっと話がずれるが僕は、片親で育った。中1で離婚。最初は父と住み、高1からは母親と住んだ。このあたりの話は前にいくらでも書いた気がするが、また書きます。

今回シングルマザー×コロナで仕事がなくなったりして苦労している家庭が多いと聞く。ということで、そのあたりを支援しつつ、業者さんを救えないかなーと思ったのがキッカケ。

多くの色んなネットワークに連絡を試みた。メールや電話。主たるは子どもに関わるところだったり、高齢者に関わるところ。

ただ、これが支援をしたい!と思ってもなかなか前に進まない。

心ある人たちが運営していると思うのだが、システム化されているわけでもなく。

このあたりは自分がレストランである以上、何とか支援しやすい場所を作りたい!そう改めて感じた数日間です。

今回まず、一緒にできそうなのが江東区にある子ども食堂

今はコロナで閉鎖しているが、支援を心待ちにしているシングルマザーが沢山いるそうだ。現在13世帯50名ほどのシングルマザーと子供たち。

1月16日に有志を集めて、ピッツァと野菜、お肉料理を無料で配布してきます。

まだ手探りだし、やり方も不明。いいぞ、この感じが好きだ!

だいたい、儲からないことからしか出来ない性分。そして脱サラした時の孤独感、わからない感がたまらなかった。その感じがする。

給付金というものが出ることを経験し、のほほんとしてる気はない。

自分たちが動かないことで傷ついていく世の中でもある。感染拡大を止める意味はある。それ以上に苦しい人たちを救えるのなら、喜んでこの給付金を使う。

僕ができること、それは思いついたことを実行すること。これが大体難しいから。

でもやりますから。

この子ども食堂って活動がもう少し僕の中で消化して、もっともっと楽しいものへ。

そして、この時代に生まれて経験したことを新しい世代へ伝えていくのだ。