僕は浦和レッズが好きだ。
言わずと知れたサッカーJリーグを現在一位で独走するチームである。
レッズと出会ったのは、2001年。
始めはサッカーを見に行きたかっただけであったが、ハマッテシマッタ。
小学校からサッカーをはじめ、中学高校と部活でやり、大学では母校のコーチや臨時監督やみんなでチームを作って草サッカーに勤しんでいた。
そんな僕は海外のサッカーを見続け、高校最後にJリーグが始まった。
イタリアやドイツ、ブラジルのリーグの観客の熱狂度合いはものすごい。
ビデオでしか見たことがないが、憧れていた。
そして初めてレッズを見に行った時、それがゴール裏にあった。
太い声での声援、手をたたく音や数万人が跳ねてゆれるスタジアム。
時には発炎筒までたかれる始末。
そして勝っても負けても試合前後の浦和は大騒ぎ。
白木屋だろうがワタミ、吉野家までもレッズの旗が飾ってある。
要するにレッズで成り立っている街に感動した。
家屋にもいたるところにレッズの旗が飾られ、子供からおばあちゃんまで
マフラーをして歩く。
本当に感動した。
それ以来僕はレッズを愛している。
選手ではなく、まずはクラブを愛してる。
そして応援する彼等を愛している。
たぶん、浦和は離婚率が少ないのではないか?
街には浦和を愛する家族が溢れている。
週末のレッズの話で一週間話が途絶えることはない。
週末席取りをするお父さん。
週末お弁当を作るお母さん。
週末、サッカー部が終わった後にスタジアムに来る子供たち。
誕生日にはユニフォームをねだる子供。
たまに他会場へ小旅行で家族旅行をかねる。
そんな生活が目に浮かぶ。
浦和レッズ。
それは浦和に住む人達の心に残る唯一のもの。
そして住みたくなるというよりは、レッズの近くにいたくなる街。
okeiという店がどっかの団欒やどっかの飲み会や
会社の雑談に登場する時があれば幸せ。
そこには少しだけ、ほんの少しだけ浦和レッズみたいだから。