okeiのコトバ~okeiオーナー片寄雄啓の話~

神奈川大学を卒業し、広告代理店で6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。2年弱の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。(現在、Pizzeria Terzo okei,Viva okei,酒場961,OKEI BREWERY,Atelier de terrine maison okei,filoの6店舗)飲食の事、カズやサザンのこと、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います

プレバースデイ

いつもこの時期は色々と思いが募る

まずは12時を回り、35歳になった。
明日改めてまた、誕生日と言う事について考えるかもしれないが、
お客様からプレゼントを頂いたり、すごく嬉しい思いが募る日だった

お店を始めてから、僕は色んな感度がよくなったのではないか。

涙腺が弱くなったと思うし。

誕生日というものに関しても、日々嬉しいというか感謝と言うか
大きな何かに包まれているような気になる特別な日に感じる

お客様に
「誕生日は両親に感謝しなきゃだめよ」
と言われた。

確かにそうだ。

僕が今存在しているのは両親がいたからに他ならない。

本当に感謝。

母親は破天荒なヒト。
ただ、スポーツを教えてくれたのは彼女かもしれない
キャッチボールなどをしてくれたのは彼女だった
すごく楽しかった思い出がある。

父親は厳格な人
今でも覚えているのは、庭にとんぼのオニヤンマが飛んできたのを伝えると
おもむろにペンを取り、絵を書いてくれた事。
凄く嬉しかったのとものすごく上手だったのを覚えている
僕にとってはサッカーを教えてくれたのが彼。
そしてそういった絵とか芸術畑のことを見て、すごいなーとおもって
尊敬していた記憶がある

僕は彼らのいいとこどりをしたヒト。
感謝している

彼ら2人を目の前に感謝する事は二度と出来ないのかもしれない
離婚してるから。
でも本当はそういう場を一緒のどこかでは作りたいと思っている

それはいつのタイミングかわからないけど