okeiのコトバ~okeiオーナー片寄雄啓の話~

神奈川大学を卒業し、広告代理店で6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。2年弱の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。(現在、Pizzeria Terzo okei,Viva okei,酒場961,OKEI BREWERY,Atelier de terrine maison okei,filoの6店舗)飲食の事、カズやサザンのこと、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います

ラストWEEK?

あと1週間ほどでアイアイが退社します。
今日からのブログは27日まで彼女の事だけを書いていきます

時系列で何かを書いていくとあまりに長い3年半。
しかもその時間はお店にとっても大きな時間で濃密過ぎる。
なので、何となく思いついた事を書いておこうと思う。

彼女は滋賀県にいた。
当時まだ24歳くらいの彼女はスターバックスにいた。

okeiも人を入れたく、ふと彼女を思いだした
中田君の結婚式二次会に来てくれて、働きたいと言っていたなーって。
ただの立ち話だったけど、何となく気になって中田君に打診してもらった。

多くの障害があった。
まず遠い、1人暮らしはしたことがない。
色んな事が難しく、ご両親へお手紙を書いた事もあった。

でも彼女は本気だった、来たいと。

そして来てくれた。

僕は横浜で育ち、海外も行ったこともなく、就職も都内。
そこまで育った環境から離れて暮らした事が無い。
しかも初めて。怖かったと思う。

ほぼイタリアン未経験での入社で大変だったと思う。

でもつら楽しそうな、まさに僕の理想の人間だった。

まっすぐな彼女とは多くの事でぶつかった。
そしてその勝敗は50/50位だと思う。

今では僕の思う事がだいたい分かってくれるパートナーになった。
中田君とはまた違う立場だし、今いるメンバーの中でもまた違うポジション。
彼女の居場所をつかんだ。

僕はそれにより多くの事をトライできた
僕の代わりを彼女がすることでぼくがトライできた。

おそらくビストロokeiも彼女がいなければあり得なかっただろう
セパレイトして上下のお店を運営するには僕ともう一人が必要だった

責任感を持ってしっかりと仕事をできる人間がいなければ難しかっただろう
そういう意味では2008年彼女と出会えてよかったなーと思う

彼女の魅力はピュアである事。
興味を持てば誰よりも楽しそうに取り組めること。

そう、彼女に興味を持ってもらえるものは全て大ヒットするものなのだ。

今後彼女を理解し、パートナーシップを持って仕事をしてくれる仲間が
沢山いることを願う
そうすれば、彼女のパワーを発揮し、今よりもっと楽しく笑顔な何かになるような気がする