okeiのコトバ~okeiオーナー片寄雄啓の話~

神奈川大学を卒業し、広告代理店で6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。2年弱の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。(現在、Pizzeria Terzo okei,Viva okei,酒場961,OKEI BREWERY,Atelier de terrine maison okei,filoの6店舗)飲食の事、カズやサザンのこと、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います

boa sorte

20日にのりと戸羽が退社し、新しいスタートを切った。
僕は卒業するものやリスタート、羽ばたく人たちに
boa sorte という。
これはグッドラックの意味。

カズが一番好きな言葉、ポルトガル語だ。

幸運を。

そういえばそれで終わりだが、なぜ彼がこの言葉が好きというのかが重要。

ブラジルサッカー時代。

彼は試合に出て活躍することが夢だった。

選手が試合へ臨むとき、コーチや監督から背中をたたかれながら、必ずこういわれる。
boa sorte

コーチ軍は、彼らがグランドで活躍し、スーパースターになるのを夢見ていることを知ってる。
だから、そういうんだろう。

夢を叶えてこい!行くんだ!
練習はこの階段を上るためにあり、その階段の上にあるグランドで成果を出すためにあるんだ!

そんな気持ちだろう。

okeiをやめて巣立っていく人たち。
いろんな思いがある。

それでも、今までの人生をかけて次のステージに行く人に対して、僕は何が言えるのか。

一つしかない。