僕にとっての友人の代表的な人たちは神奈川大学の人たち。
詳しく言えば、中高の附属から一緒の人、大学から一緒の人。
今は総称して神大というカテゴリーが自分で多くを占める。
僕の人生のほとんどを彼らと過ごしている。
知らないことはないくらいかもしれない。
僕にとってはすべてがそこにあるといえる。
そして彼ら以上の優しさを体感できたことはない。
何度かそれを痛感したことがある。
1番は高校生の時。
中学1年で両親が離婚し、学校内でも、特別な家庭の人という感じで
先生からも特別扱いされすごいいやな経験をした。
どう?大丈夫?ご飯は?
いろいろ聞かれうんざりした。
結局興味本位でしかないように聞こえたから。
高校生になり気づいた。
今も一緒にいる神大の仲間からは一度も聞かれたことが無かった。
そして今の今まで、僕から言わない限りは聞いてこない。
僕は聞きたがることはあるのに。
あの頃、その優しさがなければ潰れていただろう。
それ以外もいろいろあるが直近だと先日の工事。
人が必要だなーと想い、神大に連絡をした、時間があればきてーと。
誰一人連絡が来なかった。
いけないという連絡があったのみでいけるという人はいなかった。
急だから難しかったかなーと思っていた。
当日、夕方までにほとんどの神大がいた。
誰とも連絡をだれも取らず、当たり前のようにタイルを張り、ペンキを塗り、
掃除をしていた。
結局、僕に言われたから行かないという選択肢がなかったのかもしれない。
行かなきゃと。
誰に確認するでもなく、来てくれた。
誰が来るとか関係ない。
その姿を見て感動した。
毎度のことながら僕は神大に生まれてよかったと思った