okeiのコトバ~okeiオーナー片寄雄啓の話~

神奈川大学を卒業し、広告代理店で6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。2年弱の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。(現在、Pizzeria Terzo okei,Viva okei,酒場961,OKEI BREWERY,Atelier de terrine maison okei,filoの6店舗)飲食の事、カズやサザンのこと、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います

結婚式

友人の結婚パーティ幹事が昨日。
とても幸せな日でした。

考えてみれば23歳の時に初めて2次会幹事をして以来、披露宴司会や仕切り、
ウェディングムービー作成、はたまた会場すべての装飾や備品までやったり。
余興でタップ踊ったり、歌うたったりと多くのことをやってきた

最近は、主賓や乾杯という立場からものも多く、結婚式というと
本当にいろんな思い出がある。

今回は、10年来の友人の式ということで携わらせてもらえたことで、
少しでもこの10年の感謝をできる良い機会になったなら良いなと思う

途中で会場が変更になったり、いろんなことがあったが、
僕としては、とにかく当日、200人近くが来場される会だったので
それが入って、式を出て帰るまで、運営していけることが一番の仕事だった。
司会もやりながらなので、okeiのスタッフ総出で運営に回ってもらい
本当にスムーズに進んでいった。

昨今、2次会の幹事も外部委託などもあるようだが、
僕としては若いときにどれだけこういう「会合」の仕切りをやるかで
本当に多くのことを学べると思う。
仕事では決められたことをやっていく場合も多いし、若いときは特に指示の通りに動くのが
多くの仕事になる。
プライベートのお願いごとになると、お金は発生しないし、多くの時間を費やしていく。
それを不利益と思えば、自然とそういう立場にはならないだろうし、お願いもされないだろう。

それがゆくゆくは多くの仕事をしていく社会人としての気質の根底が
弱くなってく一つの原因になると思う

誰かの幸せのために自分を犠牲にできない人になってしまうから。
少し手伝っていてもわからないことがある。
ぜひ多くの人にそういう機会があったら、今回共にこの結婚式へ臨んだ山本大輔軍団に
徹夜を重ねてでもその日に全力を注いでほしいと思う

そして、仕切りは最終的に裏方なので自分がどう思われるとか
ありがとうと言われないとか言われるとか、そういう小さなことを考えなくなる。

今回の結婚式では、多くの人がそういう犠牲を幸せに思うメンバーが集まっていた。
だからみんながいい温度で会に携われたことが本当に幸せ。

チームとしてokeiのメンバーや卒業生も団結して
この会を成功させるべく動けたことは感無量でした。

新郎への10年間の感謝が少しできたことで
また前に進めます