okeiのコトバ~okeiオーナー片寄雄啓の話~

神奈川大学を卒業し、広告代理店で6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。2年弱の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。(現在、Pizzeria Terzo okei,Viva okei,OKEI BREWERY,Atelier de terrine maison okei,オケタプの5店舗)飲食の事、カズやサザンのこと、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います

ビストロokeiが7周年を迎える時

ビストロokeiが今月丸7年を迎える。

それに伴い、スタッフが企画し、ワイン生産者をお呼びして、Specialディナーを行う。
それが本日。

思えば9月に1階のテルツオオケイが4年を迎えた。

通常であれば、1年に1度の全体の周年partyを行ってきたが
それぞれのテンポが自立し始めたのが今年。

よく考えたらそりゃそうだ。

自分が知らないピッツェリアバールオケイというお店を経験している人は数名。
それ以外は目の前のお店が全てであり、そこにすべてを投資してくれている。

目の前のお店をとても大切にそして愛情を持つのが当たり前という要素もある。

それが今年爆発し、こうした自主的企画を行ってくれるようになった。

僕は何のために独立したのか。
自分が作ったお店にいれない。
そんな葛藤との戦いがずっと続いていたりする。
でもその全てを払拭してくれるのが、毎日見るスタッフ。

彼らが躍動していたり。楽しんだり、笑ったり、時に前向きに悩んだり。

その全てで僕は幸せの階段を駆け上がる。

思えば、最初の独立の時は自分が褒められることが嬉しかった。
今はみんなが楽しんでいることが一番楽しい。
自分が裏方で朝から晩までやっていてもいいと思える。

朝まで今日の準備をしてくれているだろう、ビストロオケイのスタッフ。
その協力を惜しまないテルツォオケイのスタッフ。

Ishimaruという新店では、朝から又仕込みが始まる。

僕は夜中に帰り、スタッフの面談の準備や来期の事。そして11周年partyの事。

それぞれ時間の使い方は変われど、目の前にあること、幸せな空気を感じたいという一心で
スタッフが団結を目指していきています。

僕にとってこの日は、新たな独立記念日になりそうだ。
僕の第何章かのチャレンジ。そしてスタッフの独立の日。