okeiのコトバ~okeiオーナー片寄雄啓の話~

神奈川大学を卒業し、広告代理店で6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。2年弱の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。(現在、Pizzeria Terzo okei,Viva okei,酒場961,OKEI BREWERY,Atelier de terrine maison okei,filoの6店舗)飲食の事、カズやサザンのこと、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います

ひっそりと

今日で11月ずっと行ってきた個人面談が終わった。

一人ひとり自分なりに整理した内容がレポート8名程度にまとまっている。

夜な夜なみんなの事だけを考えて書いたり消したりしながら評価表なるものをつける。
昔は、少しでもかっこよくポイントで表したり数字にしたりアルファベットにしてみたり。
今は、普通に項目とそれに対する文章が並んでいる。
2時間半くらいいろんなお話をしながら怒ることもあればほめるものもある。
とっても大切な時間だ

卒業生とも多くの時間を費やした
失敗もあるけどそれも自分のための肥やしにさせてもらっている
卒業生や今のスタッフの中に僕の肥やしになっている人は申し訳ない
ごめんな

でもそれにより少しずつ固く強く大きくなりつつある。

それでも大きな決断や挫折を繰り返す。
僕にとってお店というものがこれほど大きくなっていくのは
自分の心が豊かになっていく過程だし、貴重なもの。

実は今日、ビストロオケイがオープンした日。
今イシマルというお店が始まりましたが、そのイシマルと始めたお店だ。

その場所が今まで少しずついろんな人との気持ちで出来上がってきた。
これからも失うことはたくさんあるだろう。
それは覚悟している。

だってオケイという名前がついている以上は
僕は一人でもやっていく覚悟はある。

それでもあのお店にいてくれる人たちや支えてくれる人たち。
その仲間のすべてとかかわる人たちの気持ちを
何とか汲んでいきたい

僕が生きている間に何ができるか?
今、僕ができることは何なのか、やりたいことは何なのか

今、まさにこの日に考えている

皆との面談は実り豊かであり変化と困難という壁と
それを乗り越えたいという勇気を与えてくれた