okeiのコトバ~okeiオーナー片寄雄啓の話~

神奈川大学を卒業し、広告代理店で6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。2年弱の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。(現在、Pizzeria Terzo okei,Viva okei,酒場961,OKEI BREWERY,Atelier de terrine maison okei,filoの6店舗)飲食の事、カズやサザンのこと、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います

休業延長と新規オープン、福祉やボランティア活動へ加速

〇休業する報告〇月島新店舗は予定通りオープン〇ボランティア促進〇障害者施設開所へのスタート〇お手伝いやアルバイト

等のお話です。

緊急事態期間が延長されました。

無数の決断がある中で、僕は休業の延長を選択しました。

新橋にある4つのお店は全て休業いたします。また2月16日に月島にオープンする新店舗 酒場961は予定通りオープンします。

(営業時間は当面12時から20時。(18時まではドリンク無料))

今回、色んな選択肢がありました。

どうしてもスタッフ含め僕らは営業したいわけで、お客様との対話をしたくてしょうがないわけで。ただし、どうしてもこの感染を止めたいという要請であると思いますので、出来るだけ従っていきます。

また、新橋という場所で16年目になりますがとても苦しい状況です。坪単価5万円、最低でも35,000円ほど、給与も高いエリアです。ウーバーやテイクアウトも住宅が少ないエリアでは。

TAKEOUTやデリバリーに集中する専門店とか、シフトしていくというアイディアも浮かんでは消えます。それは家賃ですね。それに特化するならもっと安い場所で十分だし、そもそも需要がなくなってきている。

もちろん、捨てるつもりもありませんが今は踏みとどまるという判断にさせてもらいました。

その間は、この1か月同様にスタッフはまたスキルアップやトライしたいことなど様々な動きをしていくと思います。

●お手伝いやアルバイトでのスキルアップ

いくつかのお店からお手伝いや相談オファーがあります。フレンチやイタリアンなどでお手伝いが決定しているものもいます。

オケイのスタッフや僕に対して何かお手伝いしてほしい!という方がいたらご連絡ください。ほぼ前向きにお受けすることになると思います。

●hottokenineとのコラボで困窮家庭へのお弁当配布1か月間

2/22より困窮している家庭への無料弁当配達を行います。期間は1か月間です。ホットケナインという団体と共に救える命を大切にする活動を推進します。

お弁当を作る経費はオケイが持ち、配達に関してはホットケナインが持つ感じです。出来るだけ経費が掛からないようにオケイでも配達をしていきたいと思っています。

●障害者施設開所

後天的な障害を持つ方を中心に社会復帰して頂く施設、いわゆる就労継続支援B型に対する福祉サービスを行っていく施設を開所いたします。

2月18日から僕らへの研修が始まりまして半年くらいで開所できればと思います。1年前にやることを決めたりしていろんな方話し合い、この度話し合いの末、サポートして頂く会社の選定を終わりまして、やっとスタートできます。

この施設というか業態は飽和しているといわれています。ですが、僕から見るとまだまだやり切れていないと思っていて。そして何より働く人への敬いや気持ちが足りないなと。なので自分はその意をくみながら、社会貢献の一つ、そして事業の発展ももちろんするために決断いたしました。

●月島新店舗オープンとその他店舗オープンへの着手などなど。

月島にオープンする酒場961。それとは別に各店舗と相談しながら、姉妹店を新橋以外へ出店を考えて場所を模索しています。新橋は今までのようには戻りません。現在保証を頂いている中で事業角度を変えて行く必要をスタッフへ話しています。

新橋を捨てる気はありませんが休業している間に可能性が高い場所へのオープンができれば。新しいコトが生まれるかもしれません。また、新橋のお店の業務転換も考えています。今のスタイルでは難しいのなら変わったらできるのかどうか。変わるなら何がいいのか。そのあたりを相談しています。

 

45歳の自分が今できることは何か。

まだ新しいコト、出来るはずじゃないか。

そんな無茶苦茶ポジティブです。