昨日、祖父の家にお誕生日パーティへ行きました。
場所は仙台。
毎年行っているのですが、今年は何か特別だった。
92歳。
どんな感じなんだろう、ぼくの3倍弱生きている男。
ローソクを消しながら泣く姿が印象的だった。
そして僕を隣に抱き寄せ、こう言った。
「こないだ電話くれてありがとう。うれしかったよ。」
そういえば、ふと電話してみたんだが・・・。
それが本当に喜んでくれたようだった。
孫というもの自体僕にはどんな存在なのか分からない。
でもあの笑顔を見たらほっとした。
そして学んだ、人はこんなことでも幸せになってくれるんだと。
逆もしかり・・・学んだ。
今年は事前に一人一字ずつ自分の今を示す感じを選んでいた。
彼が選んだ字が「道」
野球道を進んできた彼がこの字を選んだ。
これしかないそうだ。
まっすぐ生きてくるしかできなかったのだろう。
戦争もあった、いろんなことがあったんだろうな。
でも道を外さなかった自分を誇りに思っているのだろう。
僕は外さないでいかなきゃいけない。
苦しくても曲がってはいけないんだと感じた。
僕を呼び寄せて握手したシワクチャナ手は一層男になっていた。
あーもっと前からずっと前から彼をもっと見ていればよかった。
僕には空白の8年くらいがある。
親が離婚して会えなかったのだ。
父方についた僕はどうしても悪くて会えなかった・・・
今こうして普通に会えるだけでうれしくなった。
ぼくにもこうして大切な人がいる。
大切な人と長く一緒にいたいなーと思う。
彼の笑顔はヒマワリのように輝いていた。
ヒマワリ。。。
僕のそばにいてほしい、ヒマワリ。
長くそばにいて過ごしてほしいと思う。
この一日がこれからにとって意味のある一日であることを祈る。