okeiのコトバ~okeiオーナー片寄雄啓の話~

神奈川大学を卒業し、広告代理店で6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。2年弱の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。(現在、Pizzeria Terzo okei,Viva okei,酒場961,OKEI BREWERY,Atelier de terrine maison okei,filoの6店舗)飲食の事、カズやサザンのこと、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います

父からメール

少し遅れて親父から誕生日のメールが来た。
んーと、まー親とはだいぶ一緒に住んでいないので。。。というか、
13年ほどしか住んでいないから、22年くらいは、別で暮らしているので、
メールと言うものが無かった時は、手紙でやりとりしていた。
離れて育ったから、こうして手紙や文章をやり取りすることが多くなった。

そして、何だかんだ歳を重ねている彼からのメールには所々、考えさせられる。
僕にとっての道標的な要素をいつも持っている。
今週、みんなにもメールを呼んで聞かせた。
下記メールの、直感を大事に慎重に「大胆に」実行することだ。
という部分を強く話した。

どこかで勝負しなきゃいけないから。

お店をやればその連続。

その忍耐力と勝負力、人間力を備える訓練が必要。

いい話ができてよかった。
いい誕生日プレゼントメールだったと思う

                                                                                                                                            • -

雄へ
16日は君の誕生日であることは意識していたが、今週仕事が例外的に立て込み、メールが遅れてしまった。
とにかく、誕生日おめでとう、35歳になったのだね。今は仕事のことで精いっぱいだと思う、それでいいのだしその努力を成功につなげてほしい。自分のアイデア、直観を大事に慎重に大胆に実行することだ。一生懸命に考えて実行して、万一失敗しても回復できるものだ。いい加減な考えでは、失敗すれば回復できない。これは私の体験から出た結論だ。

私の35歳は、昭和52年で病気の母親を引き取り、横浜の金ケ谷に家を求めて、一番大変な時だった。それから20年間は、家庭生活が大変だったし、君たちにも大変な思いをさせた。しかし、仕事の上では、自分独自のことが出来たと思っているし、成果も上げた。君たちが立派に成人して、私が町子と出会って、落ち着いた生活が出来るようになった。これからこれらの成果を刈り取りたいと思っている。

これから君がどのように成長するか楽しみにしている。私は富士で静かに見守っている。

PS:オケイの5周年記念パーティの招待状をもらったが、そのままにしてしまった。来年は時間が出来るから行こうかと思っている。