okeiのコトバ~okeiオーナー片寄雄啓の話~

神奈川大学を卒業し、広告代理店で6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。2年弱の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。(現在、Pizzeria Terzo okei,Viva okei,酒場961,OKEI BREWERY,Atelier de terrine maison okei,filoの6店舗)飲食の事、カズやサザンのこと、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います

予感

こないだの土曜日、サプライズ誕生日会をしてくれた。
中高大の仲間が12人ほど。

たぶん、彼らのこんな形でお祝いされたのは初めてだろう

完全に号泣しそうだったが、ここで泣いたら・・・
と思い、ぐっとこらえて座った。

22時くらいか。
だいぶ前から予約が別名で入っていた。
全く気付かず・・・。

3階のビストロにいて、下に降りたら、知っている顔が・・・。。

正直、顔を見ても全く気付かなかった。
あ、なんかの飲みだったんだなーって思っていた

どうしたの?

と聞いたような気がする

それから、えーと実は・・・・とかまちゃんが言い始めて・・・あれ?
とやっと気付いた

かまちゃんが主催してくれたこの企画。

発端は僕の一言と言うか、僕の気持ちを察知してくれての話らしい。

常にこのブログでもたびたび出てくる神大
この仲間が全てではあるのであるが、オープンしてからなかなか遊べなくなった。
毎日遊んでいたメンバーなのにね

それだけが心残りだなーと言っていた。
そしてokeiでご飯食べたいなーってよく言っている。

これを加味してかまちゃんが企画してくれたのだ。
それに賛同したスタッフ全員で僕への最後のプレゼントだったようだ。
今年は沢山祝ってもらってすいません

僕にとって彼らと時間を共有する事は生きている証拠であり、
自分の今を知る一つ

一生はなれない、メンバーだからね

今の僕にはこれ以上ないプレゼントだった。
彼らとokeiで飲むと言う事が・・・。

今思っても泣ける

そして横浜Fcのコーチをしている中村が僕の大好きなカズに
サインをもらってくれていた。
しかもオケイさんへと入っている・・・。

泣けた

今、お店に誇らしげに飾ってある

こうした気持ちが本当にうれしい

企画に至るまでには沢山の人が僕のために
悩んでいる
そして実行するにはそれなりの時間と労力がかかる

その一つ一つは掛けがえのないもの

今年が幸せに終われるような気がする

不安に押しつぶされそうだった去年とは違う
今年、少し安らかにいれる年末を予感させる日だった