okeiのコトバ~okeiオーナー片寄雄啓の話~

神奈川大学を卒業し、広告代理店で6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。2年弱の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。(現在、Pizzeria Terzo okei,Viva okei,酒場961,OKEI BREWERY,Atelier de terrine maison okei,filoの6店舗)飲食の事、カズやサザンのこと、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います

7年間

今日、12月8日に行われるokei7周年パーティ用のバンドが届いた。
自分がこうして7年もの間、ここで過ごせると思っていたかどうか。
それすら定かではない。
でも、何だろうか、何というか。
7という所に来れたことは本当に嬉しい
愛情や友情や家族愛。
それが半永久的に続くことも神秘的だと思うこの日に、
自分のお店が10年続くということへの夢が現実になる7年。

5年の時はあと倍あると思った。
7年目になり、急に近くなった感覚があった。
そしてそれが丸7年経つことを夢見れる状態になったことが嬉しい

苦しくても、さみしくても、ここにいて誰かを待つしぐさ。
それが当たり前になった独立。

バンドをしてみてまた思う。
このバンドをしてくれる仲間が増えたこと。
それを悲観的に思う自分がいる瞬間を反省する。

美智子皇后陛下が言っていた。
高齢化社会問題という言葉をどうかと思うと。
自分たちは国民が長生きするために医療の発展や社会を統制してきた。
バリアフリーもそう。
いざ、それがかなえば、まるでじじばばを邪魔物のように「問題」という。
そうじゃなくて、目的が果たせて行けていることを誇りに思い、
今の社会をどう良くするかをみんなで考えたい。

まさにそうだと思って、社員へ伝えたことがある。
今の自分もそう思う
オケイと名乗ってくれる人たちがたくさんいて幸せだと思えなくてどうすると。
このバンドがそういう意味を持つ。

多くの人がこのバンドを誇らしげに掲げてくれるお店でありたい

okeiがもうすぐ7年になります。