okeiのコトバ~okeiオーナー片寄雄啓の話~

神奈川大学を卒業し、広告代理店で6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。2年弱の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。(現在、Pizzeria Terzo okei,Viva okei,酒場961,OKEI BREWERY,Atelier de terrine maison okei,filoの6店舗)飲食の事、カズやサザンのこと、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います

老化

少しずつ自分が老化というか、そこまではいかないのかもしれないが
身体に異常というか、やはり40歳代に来年なる身ということもあり、
処々おかしくなってくる。
当然、日頃ちゃんと生活をしてきた人はそんなものも遅かったり、迎えなかったりするのかもしれない。
僕の場合は、老眼になった。

裸眼で通してきたくらい目はいいのだが。
そしておなかができてきた。
疲れも取れづらくなってきた。

まー普通のこの年齢というものかもしれない。

こうなってみると、まずは体を隅々まで動かしたいと思う。
いろんな部位を使うようにしないと動かない

目は本当につらいんだなーって始めた分かった。

人の気持ちを全く分からず生きてきたような気がするほど大変なんだなーって思う。
眼鏡やコンタクトでずっといる人たちを尊敬する。

お店を始めようと思ったのは27歳。
出店したのが29歳。

そのころと今とでは全く違う身体だろう。
良くも悪くも。

白髪も増えた。

こう書くとネガティブに見えるかもしれないがそうじゃない。

人の気持ちがよりわかるようになりそうだなーと思う。
人にやさしくなれる。
そんな感じがする。

おじいちゃんおばあちゃんは優しい。
その理由はこれだなと。

最初はとんがっていたり、負けない気持ちが強くても
いろんなものを受け入れていかなければならない体や立場になると
とてもとても人の気持ちを受け入れていけるようになるんじゃないかなと。

経営者として無理したい気持ちとさせたい気持ちと結果を出して
笑いあいたい気持ち。

いろんなものがある。

その中で何を求め、何を与え、何をトライさせるか。

自分のちょっとした老化でまたよい考え方を見いだせるかもしれない。

愛情はそそいできたし、注いでいく。
それだけじゃない、何かを注げるかもしれない。