明日、月島にオープンする黒井雄也のお店 酒場961。
居抜きではあったが、細かいものをどうしようかなーって思っていたところ、
友人であり、建築デザイナーである宮坂さんへ相談。
快諾してもらい、ソファや椅子、お皿などの小物、サインの製作。
女性であり1級建築士である彼女の底知れぬセンスが会話からも伝わってきた。
当然、セレクトがたまらない。ありがとね。
16年ほどの付き合いになるねー、こうしてちょっとだけど、お願いしてみて、楽しいし、何より安心感がすごい。
ロゴは デザイナー小柳和男さん。いつもの人笑笑
僕のやる店で絡まないことはないくらい、手間かけてます。
20年ほどの付き合いになる大先輩。いつも優しく相談に乗ってくれて嬉しい。
もちろん、このお店も僕のお店ではある。
でもほぼ違うと思っている。黒井のお店。
一番、印象に残っているのはソファーを入れたこと。僕なら絶対置かない。なぜなら、席数が減るから。お酒が出なくなるから。ただでさえむちゃくちゃ狭いから。
「子どもが入れる店にしたいから」
それが理由だった。
そこで改めて思ったんだよなー。
僕の手のひらから少し旅立っていくんだなーって。
父親である黒井。自分の周りにある「違和感」を変えて行きたいお店。
月島には実は子どもが入れる店が少ない。特にお酒を出すお店はどうしても。
親としていつも「違和感」を感じていたみたい。
実は僕も近くに住んでいるのだが、感じたことがない。ここが違う。
彼の判断でソファーを設置。
いつもスタッフに伝えることがある。
決断をする仕事が一番大変。決断をするにはそれに至るプロセスがあるから。
そして決断した後の責任があるから。
ただ、決断をした人だけにできるのが、修正や反省。
黒井が今まで苦手だったところだ。
それがこの961で少しスタートしたんだなーと。
もちろん最大は961(クロイ)
オケイではないクロイ。
その名前にしたかったのも黒井だ。
僕にとってもチャレンジだし、彼にとってもチャレンジ。
新橋のスタッフも応援しにきたり、愛情一杯のお店になる。
思えば、僕は1個のお店があればいい人。
こうしてスタッフのお店ができていくことは喜び。
独立かそうでないかはあまり問題ではない。
だって、独立だって応援するからね、死ぬほど。
自分の周りに明かりが灯るように少しずつ誰かの気持ちがしっかり宿るお店が作られていくのが嬉しい。
来てみてください。楽しい空間ですから。
◉内覧会
2/16-23 12時から20時
※18時まではドリンク無料。
※18時から20時は1杯500円。
※ 混雑時は1時間目安でお席をお譲りください。
酒場961
東京都中央区月島4-18-2 Lim月島 2F
03-5534-8323