okeiのコトバ~okeiオーナー片寄雄啓の話~

神奈川大学を卒業し、広告代理店で6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。2年弱の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。(現在、Pizzeria Terzo okei,Viva okei,酒場961,OKEI BREWERY,Atelier de terrine maison okei,filoの6店舗)飲食の事、カズやサザンのこと、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います

事業再構築補助金 採択

本題に入る前に、明日からの営業体制報告だけさせてください。

苦しい時間がこのままいくと2年間くらい続くのかな・・・と思うと恐ろしい。

都の要請に従って営業してまいりますのでよろしくお願いします。


●炭おけい屋:休業

●おけい屋

11時半~20時(19時L.O)

スパイスカレーLUNCH:11時半~14時

日曜日休

●おけい屋ハナレ酒店

12時~20時(19時L.O)
日曜日休

角打ち営業を始めます。昼酒歓迎!おけい屋で座ってご飯もOK!

●Viva!okei

11時半~14時、17時~20時(19時L.O)
日曜日休
※土曜日15時~20時(19時L.O)

●ピッツェリアテルツォオケイ

11時半~14時30分(14時L.O)
17時~20時(19時L.O)
無休

●961月島:11時半~14時、17時~20時(19時L.O)
土曜日休

 さて、本題に入ります。

一昨日かな、事業再構築補助金一次応募結果通知が来まして、採択。

一次試験のようなものかな、まずは突破しました。

この補助金については世の中で6兆円規模ということで、話題になってます。

昨年、同じようなちょっと規模の大きい補助金の一次公募に間に合わず、まいっか―とか考えていたら、採用されなかったのがありました。

なので、この話が出たときに最後のチャンス!と思い、必死に資料やプラン作りに没頭したのが1月から4月末。

気が気でない時間が過ぎていましたね、。、

スタッフは緊急事態宣言の不安、入ったばかりの人も出勤ができない。

その中でも数年後を見据えてのプラン作りが必要で。

もちろん経営者として当たり前のことなんだけど、まだまだなり切れてないなって反省していたりしていたなー。

6兆円の規模、5,000億が申し込まれた一次公募。

僕は4,000万円以上の申請、その2/3が補助されます。

もちろん、これからそのためにまた資料が細かく必要になります。3年くらいは、売上報告や事業報告が必要になります。そりゃそうですよね。

自分はクラフトビール工場を設立していくことを事業再構築としての柱にしていました。ただ、僕はこの補助金関係なく、クラフトビール工場を設立することを決めて走り出しておりましたので、棚ボタです。

「事業再構築」という名の補助金が出来て、自分のためのものだと確信しました。

だって、新橋だけでは苦しいと考えていた自分がいましたから。

新橋店舗を守るため、自分の夢や希望を消さないためにもチャレンジが必至だと。

頭の中と打ち合わせの中でもやもやしていたのが、この補助金申請を決断したころから、音を立てて動き始めました。

自分一人で行うにはとても難しいとすぐにわかりました。ま、出来る人もいると思いますが、僕は無理だなって。

中小企業診断士やいろんな会社が成功報酬でこの事業構築申請を請け負っていました。3社と話しました。手数料は10パーセントから20パーセント。

かなり申し込みも多く、断られたところもありました。

角度の高い事業じゃないと、彼らも手間暇かけても無駄だから受けてくれない場合も多い。僕の場合は、そこは大丈夫でした。

すでに自分で準備をしていたことだったのでロジックはあったからかな。

また、新橋からのエリア分散。ワイン主体事業からの業態分散、この2つをキーワードに自分なりにまとめてあったからだと思います。

そういう意味ではタイミングはよかったのかなと。

実際には10%の手数料を支払う契約で話しました。

ズーム会議や資料作成など、時には3時間以上の会議もオンラインで行い、夜中も関係なく打ち合わせ。久々に広告代理店を思い出しました。

そもそも依頼した方々も本業を持っていてこの申請も手掛けているというカタチなので夜中の方が話せるって感じでしたし。

とはいえ、この補助金があるかないかで僕の人生は変わっているはず。

前に進む力をもらえました。

そして整理する時間と集中力をもらえました。

事業目標など、今まで整理している風であったと反省しました。

数字の細かさ、人に伝える時の順序。資料作りポイント。

全てが勉強。まだ成長できるって思った。

これからまだまだ振り込まれるまでも時間がかかるし、

見積もりや請求書、スケジュールなども明確にしていく必要があります。

しっかり補助されるまで、そしてされてからの報告がしっかりできるように

頑張りたいと思います。

コロナでいいコトがあったって言える一つ。

嬉しい。