人が亡くなったり生まれたり。
40歳を超えると日々いろんな生死が繰り返されるのを目のあたりにします。
震災の時も多くの方が少なからず経験したことを僕も家族や仲間で経験した。
そしてスタッフでもそういうものもいた。
去年、自分の結婚式前に嫁の父が亡くなり、結婚式自体がどうなるかということがあった。
それから1年が経ち、昨日1周忌。
1年前の僕は結婚式を控えたお葬式で何もできなかったように思う。
1周忌は、変な感じだがリラックスしてその場に迎え、お経の時間、嫁への感謝やスタッフへの感謝、
そして義父への想いを伝えた。
失わなければ得られない。
それはこの12年でひしひしと肌ですべてで実感していること。
昨日の1周忌もまさにその一つで。
この悲しい出来事により、僕は家族にいれてもらえて、1年前よりも少し大きな声で
皆さんと会話で来て、家族だと思える感じでいる。
お店も多くのスタッフが、しわ寄せを食っている。
身体が辛く、眠れない日々もある。
それでも皆、お客様が楽しいって言ってくれる顔を想像してやってくれている。
僕も改めて飲食業のパワーと自分がこの仕事が好きだなーって思えている。
現場ができることが幸せでね
12月末から2月中旬までは、色んなことがありすぎて、
飲食業をやっている感じはなかったし。
新しいトラットリアが出来て、3人のチームで運営している。
片付けも大変だし、でもお客様は来てほしいし。
そうやって3人がチームになって言ってくれていることが見えて幸せで。
1階のスタッフは清水さんがいなくなり大変なこともあるけど楽しそうにしてくれたりして。
新しいスタッフも何とかついていこうと気持ちを持っていてくれて。
僕は何もできない一人。
でもこうして仲間がいてくれて。
幸せだと言えるまで心が回復しました